back index
 
OMEGA
ブルガリ
hD3 NEXTGEN
クリストフ・クラーレ
ゼニス
セイコー クレドール
リシャール・ミル
ルイ・ヴィトン
カルティエ (Cartier)
ハリー・ウィンストン
ブレゲ (Breguet)
アブラアン-ルイ・ブレゲ
 
 
 
Home >> Hobby dell'uomo
エル・プリメロ ストラトス−フライバック クロノグラフ

「ゼニス」は、1865年ジョルジュ・ファーヴル=ジャコがル・ロックルによって設立された。当初の社名は「Manufacture de montres」であったが、1900年の万博に新型懐中時計用ムーブメント「ゼニス」を出品し金賞を得て、1911年会社名を「Fabriques des Montres Zenith SA」に変更した。

「ゼニス」は、スイス機械式時計の魅力を体現する、いまもっとも価値ある老舗ブランドの1つである。ブランドの本領はクロノグラフと高精度の時計づくりで、懐中時計の時代から腕時計の時代を通じて、時計メーカーが精度と調整技術を競う天文台主催のクロノメーターコンクールで優勝争いの常連だった。日本では昭和初期国鉄に懐中時計が正式採用され「ゼニット」として親しまれていた。

1969年には今も看板である自動巻きクロノグラフムーブメント「エル・プリメロ」が誕生。残念ながらわずかの差で「世界最初の自動巻きクロノグラフムーブメント」という栄誉を逃し、またクォーツ腕時計の時代が始まった翌年には早くも生産中止となってしまう。

しかし、時計界は10振動というハイビートで高精度を実現したこの優れたムーブメントの存在を忘れることはなく、1984年には「エル・プリメロを使いたい」という業界関係者の声を受けて生産が再開され、他社へのムーブメント供給がスタートした。

自動巻きクロノグラフムーブメントの傑作として不動の評価を得る。また、精度と耐久性に決して妥協しない「ロレックス」が、自社製クロノムーブを開発するまで「エル・プリメロ」を採用していたのは有名な話である。

ゼニス
ゼニス

2000年にLVMH(モエ ヘネシー ルイ・ヴィトングルーブ)傘下になって以降は、ラグジュアリーブランド化という方針もあり、「エル・プリメロ」を基本ムーブメントに大胆なクロノグラフや複雑モデルの開発を積極的におこない大成功した。しかし、「エル・プリメロ」が誕生40周年を迎えた2009年前後からはリーマンショックによる市場の変化に対応して、アヴァンギャルドなコレクションのデザインを1960年代から「エル・プリメロ」誕生当時1970年代初頭のスタイルに変更し、価格もぐっと手ごろになっている。

昨年は10秒で文字盤を一周する高速クロノグラフ針で、1/10秒単位を正確に計測できる「エル・プリメロ ストライキング10th」で技術力を披露したが、2011年はさらに「エル・プリメロ」のトゥールビヨンモデルや、エル・プリメロ初のアニュアルカレンダーモデル、今世紀初頭のパイロットウォッチのスタイルを継承するパイロットクロノグラフを発表するなど、昨年以上の充実ぶりである。

そのなかでもお薦めなのが、1999年に大ヒットしたフライバック機能つきクロノグラフ「レインボー・フライバック」の復活進化形である「エル・プリメロ ストラトス−フライバック クロノグラフ」である。ミリタリーウォッチと初期のエル・プリメロモデルをミックスした精悍なスタイル、良心的な価格がありがたい。

エル・プリメロ ストラトス−フライバック クロノグラフ
伝説のフライバック機能つきエル・プリメロキャリバーを搭載
エル・プリメロ ストラトス−フライバック クロノグラフ

1997年にフランス空軍の協力で開発され、1999年に発売された自動巻きのフライバック機構、テレメーター機能つきクロノグラフ「レインボー・フライバック」とおなじ「エル・プリメロ キャリバー405B」を搭載する新作クロノグラフ。風防のサファイアクリスタルに両面無反射コーティングをほどこすなど機能への細かな配慮もすばらしい。なおモデル名の「ストラトス」とは、ゼニス社が支援するオーストリア人、フェリックス・バウムガルトナーが挑戦する成層圏(=ストラトス)からのパラシュート降下の冒険プロジェクトに由来する。

また、ケース素材に特殊合金アルクロンやゴールド+ダイヤモンドのハイジュエリー仕様など、多彩なバリエーションが用意されている。

spec
自動巻き、ステンレススティールケース、ケース径45.5mm、ラバープロテクトつきアリゲーターストラップ、シースルーバック、100m防水
64万円

 
 
toppage
ホーム