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パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々
サロゲート
バレンタインデー
インビクタス/負けざる者たち
2009年の総括
イントロダクション
CINEMA Oh! PLEASE Top
   
監督:クリス・コロンバス 製作年:2010年
原作:リック・リオーダン 上映時間:121分
   
ギリシア神話が現代によみがえる!
今、新たな神話の旅へ。
【イントロ】

「ニューヨーク・タイムズ」誌の児童書部門で全米1位を獲得した「パーシー・ジャクソン」シリーズを、「ハリー・ポッター」シリーズの第一弾と第二弾でメガホンを取ったクリス・コロンバス監督が映画化した奇想天外なファンタジー・アドベンチャー。

神と人間のハーフである少年がたどる冒険の旅。ギリシャ神話の神々や怪物が大暴れする異色ファンタジーである。

主人公のパーシーを演じるのは、『3時10分、決断のとき』でクリスチャン・ベイルの息子を演じたローガン・ラーマン。ギリシア神話の神々やクリーチャーたちを演じるピアース・ブロスナンやユマ・サーマン、ロザリオ・ドーソンらの豪華キャストが脇を固めている。

『ハリー・ポッター』や『ナルニア国物語』に続く、壮大な神話ファンタジーの登場。

 
【ストーリー】
パーシー・ジャクソンは、学校に溶け込めず悩む17歳の高校生。ひどい難読症で注意力は散漫。落ちつくのはなぜか水の中…親友のグローバーだけが、彼の理解者。そんなパーシーを母のサリーは「いつかすべてがはっきりするときが来る」と慰める。

パーシーの人生が一変したのは、メトロポリタン美術館で課外授業を受けていた時のこと。引率のドッズ先生から呼び出しがかかった。そして、ドッズ先生は「ゼウスの稲妻」を返せと、翼の生えた恐ろしいクリーチャーに変身した。度肝を抜くパーシー。

そこに駆けつけてきたのは車椅子のブルナー先生とグローバー。何が何だか分からないパーシーに「奴らに見つかった。君を訓練所に連れて行く」と言い放つ。「これで身を守りなさい」と、差し出されたのは1本のペン。ますます混乱するパーシー…

ギリシア神話に出てくる神々は今も存在しており、パーシーはヘラクレスやペルセウスのような半神半人、神と人間の間に生まれたハーフ(デミゴッド)だという。

事情を察した母のサリーはパーシーとグローバーを連れて、「訓練所」へと向かう。ところが、目的地を前に、牛頭人身のクリーチャー(ミノタウロス)に襲われる。必死の攻防で何とかミノタウロスを倒すことが出来たが、サリーは捕らえられ、パーシーも傷をおってしまう。

目を覚ましたパーシーは訓練所の中でいた。そこで待っていたのはブルナー先生。ブルナー先生は半人半馬のケンタウロス族・ケイロンだと打ち明ける。

パーシーはギリシア神話の三大神のひとり、海の支配者ポセイドンが父親であり、親友のグローバーは半人半獣のサテュロス(森の精)で、パーシーの守護人であるという。

しかもパーシーは、天空を支配するギリシアの最高神ゼウスから最強の武器にして力の象徴である「稲妻」を盗んだ犯人だと思われていると告げられる。まったく身に覚えがないにもかかわらず…

「稲妻」を2週間後の夏至までにゼウスの元に返さなければ、オリンポスの神々は真っ二つに分かれ、すさまじい戦争になることに…

そうなれば、地上は破壊と大虐殺に見舞われ、とんでもないことになる。期限までにパーシーは身の潔白を証明し、真犯人を探し出し、盗まれた「稲妻」をゼウスに届けなければならい。

訓練所で出会った知恵の女神アテナの娘アナベスとグローバーと一緒にゼウスの元に旅することになったパーシーは、行く手を阻み襲いくる様々な脅威に果敢に立ち向かう。すべての使命を無事遂行できるか…パーシーと仲間たちの運命やいかに…

 
【インプレッション】

この作品も多分シリーズ化決定だな…まだまだ世界には面白い児童文学があるものだ。「パーシー・ジャクソン」シリーズを知っていて普通なのか、知らない方が情けないのかよく分からないが、このような小説があるということは、恥ずかしながらこの映画で初めて知った。

ギリシア神話に精通しているわけでないので、神々の相関図?というのがイマイチ分からないが、そんな些細なことは気にせず、楽しく観られる作品である。

キャストには、無数の毒ヘビが頭に絡みつき、目を直接見ると誰でもすぐに石化させてしまうメドゥーサ役に「キルビル」などで有名なユマ・サーマンが扮し、ケンタウロス族の賢者で半身半馬のケイロンを「007」シリーズでお馴染みのピアース・ブロスナンが演じている。「007/ゴールデンアイ」で、初めてジェームズ・ボンドを演じた時に共演したショーン・ビーンがゼウスとして出演している。主演のパーシーには「3時10分、決断のとき」で、クリスチャン・ベイルの息子を演じ、若手注目株のローガン・ラーマンがイケメンぶりを発揮している。

ただ、この作品の裏の主役はユマ・サーマンである。最後までしっかり存在感を示している。

この手の作品特有のツッコミどころは多々あるが、いつものように気にしない。ただ、全能の神ゼウスからどうやって「稲妻」を盗んだのか…で、「稲妻」って持ち運びが出来るの?という素朴な疑問は今も残っている。小説にはその辺りが詳しく書かれているのであろうか…何となく、原作を読んでみたい気もする。

気の利いた演出が随所に散りばめられている。ポセイドンが使う、海を操る槍として有名なトライデント(三つ又の鉾)がエンブレムになっているイタリア車のマセラッティが重要なシーンに登場したり、ipod(iphoneかも…)が、ミラー代わりで使用されたり…と、なかなかお洒落である。

ニューヨークのエンパイアステートビルのてっぺんにオリンポスの山があるなど、ユニークな設定だ。また、三途の川という概念は西洋にもあるらしく、船頭らしき人?にちゃんと船賃を払って冥界に渡っていくシーンがある。

ギリシャ神話でアケロン川やステュクス川として登場するようだ。※アケロン川は冥界の入り口付近まで流れている川のこと。"喜びの無い河" を意味する。カロンがその渡し守をしており、死者の霊たちは銭を払って川を渡してもらうという…ってことは、あの船頭はカロンってことになるのかな。

また、2006年制作の映画で、ウディ・アレン原作・監督・出演の「タロットカード殺人事件」でも、主人公が三途の川を渡るシーンから始まっている…そうだ。(観ていないので分からないが…)

鑑賞後、ギリシア神話でも勉強してみようかな…と、単純に思ってしまった。シリーズ化されることを今から楽しみにしている。

※2012年に原作第2部『魔海の冒険』原作として、「Percy Jackson & the Olympians: The Sea of Monsters」が公開される予定…とのこと

エンドロールと同時に席を立つ人は、最高に面白いシーンを見逃すことになるので要注意である。しっかり最後まで観るべきだ。

 
キャスト スタッフ
パーシー・ジャクソン: ローガン・ラーマン 監督:クリス・コロンバス
グローバー:ブランドン・T・ジャクソン 製作総指揮:トーマス・M・ハーメル
アナベス:アレクサンドラ・ダダリオ 製作:マイケル・バーナサン/マーク・モーガン/ガイ・オゼアリー他
ケイロン:ピアース・ブロスナン 脚本:クレイグ・ティトリー
メデューサ:ユマ・サーマン 原作:リック・リオーダン
サリー・ジャクソン:キャサリン・キーナー 撮影:スティーブン・ゴールドブラット
ゼウス:ショーン・ビーン プロダクション・デザイン:ハワード・カミングス
ヘルメス:ディラン・ニール 音楽:クリストフ・ベック
ポセイドン:ケヴィン・マクキッド 編集:ピーター・ホネス
ハデス:スティーヴ・クーガン 衣装デザイン:レニー・エイプリル
ペルセポネー:ロザリオ・ドーソン 装飾:ピーター・ランド
アテナ:メリーナ・カナカレデス  
ルーク:ジェイク・アベル  
   
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