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監督:ルイ・レテリエ 製作年:2010年
製作:ベイジル・イバニク、ケビン・デ・ラ・ノイ 上映時間:1時間46分
   
1981年の冒険映画を、3Dでリメイク。
3D大作請負人の新作登場…
【イントロ】

「ターミネーター4」では半分メカで半分人間、「アバター」では半分異星人のナビィ族で半分人間、そして今回はの半神半人と、「ハーフ」を連続して演じたサム・ワーシントン主演のギリシャ神話に登場する神々との壮絶な戦いを描いたアクション・アドベンチャー超大作の登場。

先日公開された「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」とモチーフが似ているが、「タイタンの戦い」は、1981年の同名冒険映画を最新のデジタル技術を使い、現代に再現した3Dリメイク作品。

オリジナル作に登場したクリーチャーをほとんどすべて登場させ、ストーリーとキャラクター設定をまったく別ものにした作品である。もちろん、オリジナルを観ていなくても充分に楽しめる作品に仕上がっている。

監督は「トランスポーター2」のルイ・レテリエ。彼の持ち味の派手なアクションシーンは、本作でももちろん健在だ。ゼウスやハデスといった神々や、メデューサ、クラーケン、スコーピオンといったクリーチャーたちが、スクリーンを縦横無人に暴れまわっている姿は痛快である。

 
【ストーリー】

神と人類が共存していた神話の時代、神々は己の欲望を叶えるためには手段を選ばず、激しい権力争いを繰り返していた。

またアルゴス国の人間たちも慢心し、神への敬意を無くしていた。そんな神に対して反旗を翻し、手始めに神々の王・ゼウスの石像を打ち壊す。

人類の創造主で、神々の王であるゼウスは、人類に対し激怒する。そして人類を滅ぼすため、冥界の王ハデスを解放する。人間たちは、恐ろしい魔物クラーケンの脅威にさらされるようになる。

ゼウスには、人間であるアルゴス前国王アクリシウスの妻ダナエーに生ませた息子ペルセウスがいた。ペルセウスは人間の漁師の息子として育てられ、人間界で生きていたのが、ハデスによって家族を奪われてしまう。

失うものがなくなったペルセウスは、人類を滅亡の危機から救うという危険な任務を進んで引き受ける。海の底に閉じ込められている巨大な魔物クラーケンを倒すため、命知らずの戦士たちとともに、ペルセウスは危険な旅に出る。

クラーケン退治の方法を求めて旅するペルセウスたちの苦難の行く手には、巨大なスコーピオン、1つの目を共有するグライアイ3姉妹、髪の毛が毒蛇でできたメデューサなど、強力な悪魔や恐ろしい獣たちが待ち構えていた。果たしてクラーケン退治の方法はあるのか…

 

【インプレッション】

オリジナルの「タイタンの戦い」では、ペルセウスは神の子であることをあっさりと受け入れ、美しい王女アンドロメダを救うために戦う…という展開らしい。しかし、今回の作品では、育ての親を死に追いやったゼウスへの怒りと父子の確執が、戦うモチベーションにつながっている。

神の子として生きろと説得する父親に逆らい、定められた運命に反抗し、人間として生きると宣言するペルセウスなのだが、神々が抜群のタイミングで与えてくれたアイテムを使ってピンチを切り抜ける展開は、ま、よくある話か…

3D版と2D版が両方公開されているが、最初から3D専用カメラで撮影された「アバター」とは根本的に制作方法が違っている。この作品は、通常の2D映画として撮影されたものを、ポストプロダクションの段階で3Dに変換している。「アバター」で感じた奥行き感が、今回の3Dにはあまり感じることができなかったのは、少々残念である。

今後も多くの3D作品が公開されるが、3D専用カメラで撮影された作品でなければ、少し残念な結果になるのだろうか…本当に3Dで制作する必要性があるのか、入場料アップの手段としての3Dなのか、制作サイドの考え方が問われそうである。今回一番3D効果があったのは、字幕の立体感だったような気がする…

「アバター」に主演し一躍有名になったサム・ワーシントンは、3D超大作請負人として、今回も素晴らしい活躍と存在感を発揮している。

ゼウスやペルセウス、クラーケンなどおなじみのキャラクターが実写化され、半端じゃない暴れっぷりを見せているが、その中でも異彩を放っていたのがメデューサ。

からみあう毒蛇を頭髪に、腰から下は蛇という異様なルックスの持ち主なのだが、演じているのは、ロシア出身のスーパーモデル、ナタリア・ヴォディアノヴァ。世界のランウェイで活躍する本物のモデルである。

グッチやルイ・ヴィトン、マーク・ジェイコブスらの広告に出演したほか、04年にはカルバン・クラインと専属契約を結んだことでも話題を呼んだモデルだ。

さらに私生活では、世界でも有数の資産家ポートマン一族の息子、ジャスティン・ポートマンのハートを射止めて結婚。彼との間に2男1女を設けている母親でもある。28歳の若さにして、富・名声・愛する家族のすべてを手に入れている最強のスーパーセレブリティなのだ。

「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」でのメデューサ役は、ユマ・サーマンが扮していたが、どちらもなかなかいい味を出している。神々との戦いにおいては、メデューサという存在がけっこう重要な役回りを演じている。やはり美人が演じたほうが、迫力がでるのだろうか…。

ペルセウスのパートナーとして登場するペガサスが真っ黒だったのが意外であった。普通ペガサスと言えば、翼のある白馬と相場は決まっているのに(神話では黄金に輝いているという説がある)…。今回のペガサスの立場は、「アバター」のグレイト・レオノプテリクス(でっかい鳥)みたいなものである。主役のサム・ワーシントンは、その両方で空を飛んでいる(それがどうした…って感じですが)…。

ひとりの男の成長物語としても十分楽しめるし、単純明快なアクション大作としても見ごたえがある作品である。3D版で観るか、2D版で観るか、判断はあなた次第!

 
キャスト スタッフ
ペルセウス:サム・ワーシントン 監督:ルイ・レテリエ
ゼウス:リーアム・ニーソン 製作:ベイジル・イバニク/ケビン・デ・ラ・ノイ
ハデス:レイフ・ファインズ 製作総指揮:リチャード・D・ザナック/トーマス・タル他
アンドロメダ:アレクサ・ダヴァロス 脚本:トラビス・ビーチャム/フィル・ヘイ/マット・マンフレディ
メデューサ:ナタリア・ヴォディアノヴァ 撮影:ピーター・メンジース・Jr.

イオ:ジェマ・アータートン

音楽:クレイグ・アームストロング/マッシヴ・アタック
プラエトリアニ:マッツ・ミケルセン 編集:ヴァンサン・タベロン/マーティン・ウォルシュ他
ポセイドン:ダニー・ヒューストン 美術:マーティン・レイング
アレース:タマー・ハッサン  
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