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キャプテン・アメリカ
/ザ・ファースト・アベンジャー
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猿の惑星:創世記(ジェネシス)
世界侵略:ロサンゼルス決戦
The Mechanic/メカニック
トランスフォーマー
ダークサイド・ムーン
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PART2
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SUPER8/スーパーエイト
スカイライン -征服-
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ウォール・ストリート
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ソーシャル・ネットワーク
バーレスク
アンストッパブル
2010年度のバックナンバー
監督:マイケル・ベイ 公開日:2011年7月29日
脚本:アーレン・クルーガー 上映時間:157分
これが、最後。
【イントロ】

惑星サイバトロン。そこには生命を生み出す力を持った物質「オールスパーク」によって誕生した金属生命体「トランスフォーマー」たちが住んでいた。しかし、いつしかオールスパークを巡って、正義の戦士「オートボット」と悪の軍団「ディセプティコン」の間で激しい戦争が起こった。

映画トランスフォーマー(Transformers)」の第1作は、1980年代から展開されてきた「変型するロボット」をテーマとした玩具・アニメーション・コミックシリーズ「トランスフォーマー」の実写映画版で、2007年に公開された。当初、何度か実写化は企画されてきたものの、映像面の問題や物語展開が困難などの理由で不可能とされてきたが、映画会社が実写化を強く要望したためついに実現したものだ。

アニメーション・コミックシリーズ「トランスフォーマー」の実写映画版

企画の段階ではスティーブン・スピルバーグが監督する意思があったようだが、脚本の段階で断念し、自分は製作総指揮にまわり、マイケル・ベイに監督を依頼した。制作費は1億5000万ドル(当時で約180億円)。

そして、2作目の「トランスフォーマー/リベンジ」は、2年後の2009年に公開された。前作の1億5000万ドルを超える3億ドルもの製作費が投じられ、アメリカのみならず、上海、ロンドン、パリ、エジプトなど世界各地を舞台に、前作を超えたスケールで物語が展開した。

興行収入では成功した一方で、ストーリー面では批判的な評価もあり、各方面から酷評も受けた。第30回ゴールデンラズベリー賞では最低映画賞、最低監督賞、最低主演女優賞、最低スクリーンカップル賞など7部門にノミネートされ、最低映画賞、最低監督賞、最低脚本賞を見事?受賞した。

マイケル・ベイ監督も「トランスフォーマー/リベンジ」は失敗作であると認めており、2007年11月から2008年2月にかけて行われた全米脚本家組合のストライキの影響で十分な準備期間が割けず、詰め込みすぎの内容になってしまったことを反省点として挙げている。また前作に引き続き主演を務めたシャイア・ラブーフも「アクションは凄いが人間ドラマが欠けており、心が感じられない映画であった」という不満を述べている。

そして、今回の「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」は、シリーズ初の3D作品であり、「アバター」で使用されたフュージョン・カメラ・システムを用いて撮影されている。ベイ監督は元々、今回の作品を3Dで制作しない方針をとっていたが、「トランスフォーマー」シリーズのファンであると公言しているジェームズ・キャメロンの強い勧めで、3Dフュージョン・カメラ・システムで撮影されたという。

観客が度肝を抜かれるような気合の入った3D映像に仕上がっている

ただし、一部のシーンでは、フュージョン・カメラで撮影された映像とロボットの合成が複雑なシーンがあったため、通常の2Dで撮影し、後に3Dに擬似変換しているシーンが含まれているが、観客が度肝を抜かれるような気合の入った3D映像に仕上がっている。

正義のオートボットと悪のディセプティコンという機械生命体同士の対決は、全編これクライマックスと言わんばかりのド迫力である。潤沢な予算と時間をかけたであろう映像は、破壊がメインだが、限りなく美しい。金属生命体の驚きのトランスフォームシーンが、さらにクオリティ・アップされている。これまでは速すぎて細部が確認できなかった変形シーンが、今回はスローモーションで登場。変形過程の正確さ、緻密さ、それを実現した「ILM」の最新CG技術の粋を心ゆくまで堪能できるのが楽しみである。観客の期待に応える演出は流石。スカイダイバーが時速240キロで滑空しながら空中3D撮影したシカゴのビル群での大攻防戦など、次々に繰り広げられる戦闘は臨場感たっぷりで、画面の隅々まで丁寧に描かれており、映像は現在制作可能な最高の3D作品と断言できる出来栄えだ。

出演者ではシャイア・ラブーフ、ジョン・タートゥーロに、ジョッシュ・デュアメル、タイリース・ギブスンらお馴染みの面々が再び登場する。しかし、前作および前々作でメインヒロインのミカエラ・ペインズの役を演じたミーガン・フォックスが、監督のマイケル・ベイや撮影スタッフらとの確執が原因で自ら降板することになった。この1件は、あるインタビューで監督の撮影現場での指揮に対し、「彼は独裁者ヒトラーのように傍若無人に振舞っている」と批判した事が皮切りで起きた事で、撮影スタッフのみならず製作のユダヤ系アメリカ人であるスティーブン・スピルバーグまでもが激怒する形となり、彼らも反撃とばかりに彼女を批判するという事態になったという。

前作および前々作でメインヒロインのミカエラ・ペインズの役を演じたミーガン・フォックス

この事に対し監督は「彼女はまだ未熟なところがあるから仕方ない」との発言で事態を収めようとしていたが、スピルバーグからの直訴をきっかけに自身も彼女に降板を促すようになった。結果としてミーガンは自ら降板する意向を示した事がパラマウント・ピクチャーズにて報じられた。このミーガン降板の事態に対し、監督ら製作陣は既に完成していたシナリオを急遽大幅に変更し、カーリー・スペンサーの登場やカーリー役のロージー・ハンティントン・ホワイトリーを新たに起用することで事態を収拾させた。そして、パトリック・デンプシー、ジョン・マルコヴィッチ、フランシス・マクドーマンドら実力派が新キャストとして加わった。

カーリー役のロージー・ハンティントン・ホワイトリーとシャイア・ラブーフ

また、前作まで脚本を勤めていたアレックス・カーツマン&ロベルト・オーチーのコンビが降板し、前作で加わったアーレン・クルーガーが1人で脚本を担当した。今回は感情を揺さぶるドラマ度もアップし、アポロ11号の月面着陸の真相や、これまで隠されてきた歴代アメリカ大統領とトランスフォーマーの関係など、「歴史の裏の真実」を暴くドラマに興奮する。さらに、本来なら協力関係にあるトランスフォーマー同士、そして人間同士の間で起きる「裏切り」のドラマが、さらに物語を熱くしているのだ。

ここで、簡単に今迄のシリーズを復習しておこう。

「トランスフォーマー」

惑星サイバトロン。そこには生命を生み出す力を持った物質「オールスパーク」によって誕生した金属生命体「トランスフォーマー」たちが住んでいた。しかし、いつしか「オールスパーク」を巡って、正義の戦士「オートボット」と悪の軍団「ディセプティコン」の間で激しい戦争が起こった。

戦いは「ディセプティコン」の勝利によって終わり、惑星は滅び、「オールスパーク」も行方知れずとなってしまった。探索の末、「ディセプティコン」のリーダー「メガトロン」は、「オールスパーク」が地球にあることを突き止めるが、北極圏に墜落し、そのまま凍結してしまった。

そして西暦1897年、冒険家のアーチボルト・ウィトウィッキーが「メガトロン」を発見、その時に彼のメガネに「オールスパークへ」の地図が刻まれた。

オールスパーク

そして、舞台は現代のロサンゼルス。アーチボルトの子孫である少年サム・ウィトウィッキーは、車の購入のためメガネを含む遺品をネットオークションに出していた。その後、サムは中古のカマロを購入する。初めは不満だったのもの、それがきっかけで憧れの車好きの美少女ミカエラと急接近した。しかし、そのカマロが真夜中に突然動き出し、ロボットに変形するところを目撃してしまう。

さらに今度はミカエラと共にロボットに変形するパトカーに襲われてしまうが、その窮地を救ったのは自分の愛車に変身していたオートボットの戦士「バンブルビー」であった。二人を襲った「バリケード」と「フレンジー」を撃退した後、「バンブルビー」が空に向けてメッセージを送ると、サムの元にオートボットのリーダー「オプティマス・プライム」とその仲間の「ジャズ」「アイアンハイド」「ラチェット」が集う。サムは「オプティマス」から過去の出来事と、「オールスパーク」の所在が示されたメガネを持つ自分がこの戦争の鍵を握ると教えられる。

トランスフォーマー

メガネを見つけオプティマスに渡そうとしたその矢先、サム達は秘密組織「セクター7」のシモンズに拘束されてしまう。「セクター7」は以前からトランスフォーマーの存在を知っており、秘密裏に活動を行っていた。そこには冷凍保存された「メガトロン」と、「オールスパーク」が保管されており、「セクター7」はそれらを現代の科学技術の進歩のために使っていた。だが、「ディセプティコン」のNo2である「スタースクリーム」と、潜入していた「フレンジー」によって「メガトロン」が復活してしまう。

そして、「オールスパーク」をめぐって、「ディセプティコン」の戦士たちと「オートボット」の戦士との熾烈なバトルが開始された…。

「トランスフォーマー/リベンジ」
トランスフォーマー/リベンジ

前作のミッション・シティでの戦いから2年。「オプティマス・プライム」率いる「オートボット」はアメリカ軍を母体とした対「ディセプティコン」特殊部隊「NEST(ネスト)」のメンバーとして世界各地に散らばっている「ディセプティコン」の残党退治に勤しんでいたが、最近になって出没回数が増えていること、そして上海戦にて「デモリッシャー」が死に際に残した「ザ・フォールン様が蘇る」という言葉を聴き、「ディセプティコン」が何か企んでいるのではと疑念を募らせる。

一方、大学に進学したサムは両親、恋人のミカエラ、そして「バンブルビー」との別れを惜しみつつも、これから始まる大学生活に胸を躍らせていた。しかし、引越しの最中に見つけた「オールスパーク」の欠片に触れた瞬間、これまで見たことのない文字が頭に浮かぶようになり、授業中に錯乱するなどといった症状が出始める。もしかしたら自分も先祖のようにいつか発狂するのではないか、とサムは疑い始めた。

トランスフォーマー/リベンジ
トランスフォーマー/リベンジ

その頃、「サウンドウェーブ」が入手した情報によって、「オールスパーク」の欠片を奪取した「ディセプティコン」達は海底に沈められた「メガトロン」を復活させる。そうして復活した「メガトロン」が「ディセプティコン」の本拠地に帰還すると、そこには主と仰ぎ、地球に対して復讐の念を募らせている「ザ・フォールン」が待っていた…。

「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」登場人物の紹介

■民間人
サムとカーリー

サム・ウィトウィッキー
プリンストン大学を卒業したが卒業までに就職できず、就職活動のためワシントンに出ており、半ばカーリーの部屋に住まわせてもらう形で同棲している。今作までの間でミカエラと別れているという設定。

親友であり愛車であるバンブルビーが「NEST」の任務で留守がちであるため、代車として中古のダットサンを新たに購入している。

カーリー・スペンサー
今作までの間でサムがワシントンで知り合って付き合い始めた相手。争いごとを好まず、戦いに巻き込まれていくサムの事を心配する健気な女性。

シーモア・シモンズ
前作で「セクター7」が解散して実家の総菜屋を手伝っていたが、これまでの経験を綴った自叙伝を出版してベストセラーとなり、今はレストランを経営する大富豪へとのし上がっている。

今回は「セクター7」時代の関係でメアリングに呼び出される。これまでとは違い「オートボット」に絶大な信頼を置いており、劇中で「オートボット」を地球から追い出すべきと主張したオライリーに対して悪態をつく。今回もサムから「ディセプティコン」の暗躍を聞かされ、全面的に彼に協力する。

シーモア・シモンズとサム

本作ではすっかりボケキャラとなっており、戦いに巻き込まれて足を骨折し、中盤以降は車椅子に座って活躍する。メアリングとは過去に仕事関係以上の付き合いがあったらしく、今でも彼女に気がある模様。その為、サムとメアリングの仲介役も務める。

ディラン・グールド
資産家で自動車と芸術品のコレクター。カーリーが勤める会社の社長。穏やかでお人好しであるが、カーリーに対して好意的に接するのに対してサムが極端に嫉妬を感じ始める。

実は親の代から秘密裏に「ディセプティコン」の手先となっており、中盤の総攻撃に便乗して本性を露わにし、「サウンドウェーブ」と組んで、サムやカーリーを陥れ、彼女を人質にとってサムに時計型トランスフォーマーを取りつかせて、「オートボット」の出方を伺わせる。

劇中後半においても、「オートボット」の生存を「メガトロン」に報告したり、サム達が必死に止めた「柱」を再起動させるなど、サム達や「オートボット」を徹底的に妨害する。

ブルース・ブラゾス
アキュレッタ・システムズ社の副社長。サムの情報を知って無理やり入社させる。赤い色が嫌いで、かなりのミーハーでもある。

ダッチ
シモンズの執事。普段はやや頼りないが、ネットワーク関連に強く、気分が高まると一転してかつてのプロの顔を見せる。

ジェリー・ワン
元「NASA」の技術開発部門に所属してた過去を持つアキュレッタシステムズの社員。入社したてのサムを執拗に付け回し、社内トイレに連れ込み半ば強引にある情報を提供する。

ロン・ウィトウィッキー
サムの父親。妻のジュディと旅行中で、サムのいるワシントンを訪れる。まだ就職が決まってないサムに対し苦い顔をするが、愛情は変わっていない。

ジュディ・ウィトウィッキー
夫のロンと旅行中で、サムのいるワシントンを訪れる。カーリーとの関係に悩むサムに夫との熱烈ぶりを見せつけ、あるアドバイスをする。

■政府・軍関係者
政府・軍関係者

ウィリアム・レノックス
「NEST」の現場指揮官で大佐。現在は副官であったエップスが「NEST」を離れた為、単独で指揮している。「センチネルプライム」の裏切りにより相棒だった「アイアンハイド」を失い、その仇を討つ為に「ディセプティコン」の支配下になったシカゴの街への降下作戦を決行する。最終決戦の激戦の最中、エップスと再会する。

ロバート・エップス
元「NEST」の現場副官で現在は「NASA」で職員とレッカーズとの仲介役をしている。「ディセプティコン」によって封鎖されたシカゴで囚われの身となったカーリーを救出に向かうサムに協力し、かつての「NEST」の同僚達を集めて共にシカゴへ向かう。

シャーロット・メアリング
アメリカ合衆国国家情報長官。前作のギャロウェイに並ぶ高圧的な保守主義者。「オートボット」の警告を聞かず「あるもの」を押収した事で最悪の事態を引き起こす事になる。民間人であるサムが政府に関与する事を煙たがっているため一時険悪になる。壮年で堅物ながら、良心的な面もある。独身で、マダムと呼ばれることを嫌う。シモンズとは過去に何らかの縁があるような設定である。

ヴォスコッド・ラドヌフ
ロシアの諜報員で、ある情報をレノックスに提供する。妻子をチェルノブイリの原発事故で亡くしており、自殺願望からか放射能が蔓延する原発の中でもマスクなしで行動する。実は「レーザービーク」に脅迫されており、チェルノブイリにおける「ショックウェーブ」との戦いの混乱に乗じて逃げようとするが、レーザービークに用済みとして抹殺されてしまう。

■実在の人物

バズ・オルドリン
実在のアポロ11号の宇宙飛行士。本作ではトランスフォーマー達の情報を持ち帰ったという設定で、本人がカメオ出演している。

ロバート・マクナマラ
61年当時の国防長官。月に異星人の宇宙船らしきものが着陸したという情報を察知して、アポロ計画の指揮を行う。

ジョン・F・ケネディ
異星人の情報を調べさせるため表向き宇宙競争に乗っかる形で、アポロ計画を始動する。ちなみに、演じるブレット・スタイムリーは「ウォッチメン」でも特殊メイクを施してケネディを演じている。

ビル・オライリー
シモンズを攻撃的にインタビューする役でカメオ出演。

ウォルター・クロンカイト
アポロ計画を中継してきた実在のキャスター。アポロ計画実行の流れの中で本人のニュース映像を流用。

■トランスフォーマー

オートボット/Autobots
前作においてトランスフォーマーの存在が公となったために「オートボット」は民間人に明らかにされている。また、前回はディエゴガルシア島に本部を置いていた「NEST(Networkd Elements:supporters and Transformers」が、今回はワシントンD.Cに本部を移し、外観は福祉保健省と名乗っている。

「オートボット」への直接的な関わりの少ない民間人の間では、対「ディセプティコン」作戦では、結果的に被る被害もあり、「オートボット」に対する不信感を抱いている。ちなみに、世論では「ディセプティコン」が攻撃を仕掛けてくるのは「オートボット」が地球に居座っている所為だとする意見が多い。

オートボットと「NEST」は、民間人との間に静かな緊張をはらんでいた。その緊張緩和のために「ディセプティコン」と戦い続ける一方で、人類の国際社会の自由と平和維持活動への協力も請け負っている。また、「オートボット」同士の間でも地球と人類に対する考え方に温度差が見られ、「オプティマス」や「バンブルビー」のように親人類派のものもいれば、「レッカーズ」のように無頓着なものもいる。ただし、サムに対してだけは前作での活躍もあって全面的な信頼を寄せている。

オプティマス・プライム/Optimus Prime
オプティマス・プライム/Optimus Prime
「オートボット」の現リーダー。今回も「ピータービルト・379・トレーラートラック」に変形。本作ではロボットモードの胸部のデザインがリニューアルされており、ビークル時にG1のようにコンテナを牽引する。コンテナの中にはロボット時に背中に装備する為の大型のジェットパックが搭載されており、飛行能力を身につけている。前のリーダーであり師でもある「センチネル・プライム」を尊敬しているため、今回は苦しい局面に立たされることとなる。

バンブルビー/Bumblebee
バンブルビー/Bumblebee
サムの親友。「シボレー・カマロ5th・カスタムモデル」に変形。今回から「NEST」に加わっている。前2作に続き、本作でも後部にリアウィングが取り付けれられてるなどボディをリニューアルしている。本作ではサムを乗せたまま走行中に変形するというアクロバットを披露する。前2作を経て他の「オートボット」の面々が人間社会での行動に慣れてきているなか、相変わらず某所でシャンデリアに頭をぶつけて落としてしまったりと難儀している場面が見られる。

アイアンハイド/Ironhide
オートボット/Autobots
「オートボット」の副官。「GMCトップキック・C4500」に変形する。「NEST」の現場指揮官レノックスのパートナーでもある。本作では肉弾戦を主としてビークルのまま敵に体当たりするなどの屈強ぶりを発揮する。弟子のような存在の「サイドスワイプ」と絶妙なコンビネーションを見せる。

サイドスワイプ/Sideswipe
前作より引き続き登場する「オートボット」の戦士。「シボレー・コルベット・スティングレイコンセプト・コンパーチブル」に変形。

ラチェット/Ratchet
「オートボット」の軍医。「ハマーH2」のレスキュー車に変形。本作ではカラーリングが全面的に変更され、白いラインが入っている。

ホィーリー/Wheelie
ホィーリー/Wheelie
モンスタートラック型のラジコンカーに変形。元「ディセプティコン」だったが、前作で「オートボット」に鞍替えした。相変わらず性格が捻くれて下品な言動が目立つ。前作では片目を負傷していたが、本作では完治しており、現在は「ブレインズ」と共にサムのところにいるが、あまりろくな扱いを受けていない。物語後半、「ブレインズ」と共に「ディセプティコン」の戦艦を墜落させるなどの快挙を見せる。

ブレインズ/Brains
「ホィーリー」の友人。彼もまた「オートボット」に鞍替えした元「ディセプティコン」で、サムとは「ホィーリー」を通じて知りあった。「ホィーリー」と共にサムのところにいる。レノボ社製ノートパソコンに変形しサムたちの情報収集を手伝う。

レッカーズ/Wreckers
緑のロードバスター/Roadbuster、青のトップスピン/Topspin、赤のレッドフット/Leadfootの3名からなる。技術者集団で、「NASA」に所属している。 地球では3名ともそれぞれ異なる重武装化を行ったナスカー仕様の「シボレー・インパラ」の形態をとっている。

ロードバスター、トップスピンはスリムだが、レッドフットは少々肥満ぎみである。はしゃいで暴走する事が多いためメアリングから「NEST」に加わるのを禁止されて、「NASA」の研究所から外へは出入り禁止を受けている。 彼らにとって地球はあくまでも単なる「ディセプティコン」との戦いの場の1つという認識であり、人間の都合には無頓着だが仲介役のエップスより伝えられた娯楽のデイトナサーキットは気に入っている。また、チームワークは人一倍強く、終盤では「オプティマス・プライム」の援護や救出など多彩な活躍する。

ホイルジャック(キュー)/Wheeljack(Que)
アインシュタインのような顔立ちの「オートボット」の兵器開発を行う初老の科学者。「メルセデスベンツ・E550」に変形。トランスフォーマー達の中では珍しく眼鏡を掛けている。作中では愛称の(キュー)と呼ばれているがエンドロールでは「Que/Wheeljack」と表記されている。人間からも「オートボット」からも好印象な人柄で、人間向けに開発した武器を提供したり、「バンブルビー」を気遣ったり、敵の「ディセプティコン」にすら殺戮をやめるように説得しようとする。

物語後半、「バンブルビー」達と共に捕虜として「ディセプティコン」に捕らえられ、残念ながら殺されてしまう。キャラクターモデルは007シリーズの秘密兵器開発主任の「Q」であり、初期のコンセプトアートからは「Q」を演じたデスモンド・リュウェリンにそっくりなロボットデザインで描かれていたという。ちなみに、当初は「ロールスロイス」から変形する事が検討されていたが、会社側の使用許可が下りずに「メルセデスベンツ」から変形することとなったようだ。

ディーノ/Dino
ディーノ/Dino
ホログラフによる透明化能力をもつ「オートボット」。「フェラーリ・458イタリア」に変形。両腕にワイヤー付きカッターを装備しており、イタリア訛りの喋り方をする。人間にあまり好感は持っておらず、脅しじみた言動も見られるが、「オートボット」としての役目には忠実で踏み外すことはない。身軽ですばやく、機転を利かせた攻撃を仕掛ける。

センチネル・プライム/Sentinel Prime
センチネル・プライム/Sentinel Prime
前作でも大学の講義のシーンでサムの口から名前のみ登場していた、「オプティマス」と同じくプライムの子孫の生き残り。「オプティマス」より前の指導者で、彼を次期指導者に育て上げ、自由はすべての生き物が持つ権利だということを教えた。

地球では「ローゼンバウアー・パンサー6x6」の化学消防車に変形。 「オートボット」と「ディセプティコン」の双方にその名が知られる伝説的戦士。1969年、アポロ11号の月面到達の際発見された宇宙船アーク内で眠りについていた。故郷のサイバトロン星を復興させることを望んでおり、その願いが今回の戦いを大きく動かすことになる。

声を担当するレナード・ニモイ(スター・トレックのスポック役で有名)は、マイケル・ベイとは親類関係にあたる。一度引退を発表したが、本作で俳優業を復帰することが伝えられた。本シリーズの第1・2作の脚本を担当したアレックス・カーツマンとロベルト・オーチーは、ニモイ(スポック/プライム役)が出演した2009年版「スター・トレック」の脚本も書いたが、本作の終盤、「センチネル・プライム」がスポックの台詞を喋るシーンがある。

ディセプティコン/Decepticons
今回の「ディセプティコン」部隊は月に潜伏しており、あることを切っ掛けに大部隊を地球へ送り込み、総攻撃を仕掛ける。本作では前作とは比較にならないほどの規模で作戦を展開し、さらに多数の宇宙戦艦や小型戦闘機、そして巨大なワーム型掘削マシン「ドリラー」などの新たな兵器を投入して来る。また本作では人間の協力者も引き込んでの情報工作を行っていた事も判明。

メガトロン/Megatron
メガトロン/Megatron
「オートボット」と「NEST」からの逃亡の過程で、地球の「マックトラック・タンクローリー」をスキャン。前作での戦いで受けた傷が未だ癒えておらず、顔の片側など全身に大きな損傷が残っており、スカルペル型が複数体蛆のようにまとわりついている。

傷を隠すようにマントを羽織っているのも特徴。また、それらの損傷のため、今回は積極的に戦場に立つことはなく、「ショックウェーブ」や「サウンドウェーブ」らを実行部隊としてある策謀を巡らせている。

転送装置の起動により、地球の支配を実現できるはずだったが、実質的な主導権は「センチネルプライム」にあることをカーリーに指摘される。絶対的な支配を考える彼にとって「センチネル」の存在は邪魔そのものであった。そのため「センチネル」に反旗を翻し、彼を蹂躙する。その後、重態の「センチネル」ならびに片腕を失った「オプティマス」に停戦をもちかけるが、「オプティマス」はこれを拒否し、彼との長年の決着を望む。

スタースクリーム/Starscream
スタースクリーム/Starscream
前作同様「ロッキード・マーティン・F−22ラプター」に変形し、全身の刺青も健在。「ディセプティコン」の航空戦力として本作でも活躍。また、本作では、自分より弱い者を痛めつけ、強い者には媚び諂う、というG1由来の卑屈な性格が強調されている。

サムを執拗に追い詰めるが、「ホイルジャック」が開発した武器を操るサムの反撃によって両目を潰され、さらに対「ディセプティコン」用時限爆弾によって頭部を破壊され死亡。なお、この戦いでのサムの活躍は、人間側の「ディセプティコン」攻略の鍵になる。

サウンドウェーブ/Soundwave
本作では地球上に降下し、シルバーの「メルセデスベンツ・SLS・AMG」をスキャン。ディランによってカーリーにプレゼントされる形で彼女達に近づき、中盤で「ディセプティコン」の協力者としての顔を見せたディランの指示を受けて彼女を捕縛する。

サウンドウェーブ/Soundwave

今回も主に諜報活動を行なっており「メガトロン」の右腕として行動する。「ディセプティコン」には忠実な一方で、「オートボット」や人間に対しては容赦がなく、残虐である。終盤で捕虜にした「オートボット」達を処刑しようと考え、手始めに「ホイルジャック(キュー)」を処刑し、続けて「バンブルビー」も処刑しようとしたが、「ホィーリー&ブレインズ」の活躍によって墜落させられた戦艦に気をとられて反撃され、「ホイルジャック」を殺された怒りに駆られた「バンブルビー」に首を撃ち抜かれて死亡。

ショックウェーブ/Shockwave
ショックウェーブ/Shockwave
「メガトロン」の忠臣だが、能力面では真の意味で「メガトロン」に比肩し得る実力を持つ「ディセプティコン」の科学者。性質はG1同様、残酷なまでに効率的かつ論理的。機材の落下位置から、瞬時にサム達の居場所を把握できるなど、頭もキレる。キューブ探索のために「メガトロン」の後を追い地球に到達。「ドリラー」と共にチェルノブイリに潜伏しており、シカゴ攻撃の際も「ドリラー」を使って人間側を追い詰めるが、人間と「オートボット」の猛攻により怯んだところを「オプティマス」に突かれ、倒される。

G1同様、単眼で、片腕に巨大な粒子波動砲を搭載している。体色は紫掛かっている。「ドリラー」を移動、潜伏手段としていたためか、劇中で変形することはなかった。

レーザービーク/Laserbeak
鳥型を模した「ディセプティコン」。液晶モニターやオフィス用コピー機などに擬態する他、「バンブルビー」にそっくりなアンドロイド姿にもなる。政府内部の人間を脅して諜報活動、暗殺を行うなど、極めて狡猾であるとともに残忍な性格。

イゴール/Igor
前作で死亡した「ディセプティコン」の生き残り。頭部だけの状態で生きており、「メガトロン」にまとわりついている。名前の由来はフランケンシュタインのせむし男の助手イゴールから命名されている。

ドレッズ /Dreads
ドレッド型と呼ばれる「ディセプティコン」の密偵。その名の通り頭部にドレッドヘアーのような物が生えているのが特徴。 ほぼ同型ではあるが、「クランクケース/Crankcase」と「クロウバー/Crowbar」は比較的人型に近い形態で「ハチェット/Hatchet」は肉食獣に似た形態。全員シークレット・サービス仕様の「シボレー・サバーバン」に変形する。

腕時計型ディセプティコン
ムカデのような形状で腕時計に変形する。人間の神経に取り付き、対象の見聞きしたものをそのまま「ディセプティコン」側に伝えるスパイ活動を行なう他、電気ショックで無理やり動きを制御させる機能もある。「ディラン」がサムにとりつかせ、「オートボット」の出方を伺おうとする。

 
【ストーリー&インプレッション】

物語の発端は1961年。この年、月面の裏側(ダークサイド・ムーン)に、1隻の宇宙船が墜落する。月面を観測していた地球では直ちにこの事実をキャッチし、調査の必要性が極秘裏に検討される。しかし、人類が初の月面着陸を実現するまでには、それから8年もの歳月がかかることになる。

そして、1969年7月20日、アポロ11号による人類初の月面着陸が達成され、アメリカ国民は歓呼の声で沸き返るっている。地上では意図的に公開通信を途絶させ、その間隙を縫ってアポロ11号の乗員達は、宇宙船が墜落したとされるダークサイド・ムーンへと向かった。
月面の裏側(ダークサイド・ムーン)に、1隻の宇宙船が墜落する
アポロ11号の乗員達は、宇宙船が墜落したとされるダークサイド・ムーンへと向かった

そこで未知の宇宙船を目撃することになる乗員達。この事実は政府の中でもトップシークレット扱いとなり、公には全く公開されないまま月日は流れた。

そして、舞台は現代。ヒーローであるはずのサム・ウィトウィッキーは、大学を卒業したものの就職が決まらずプータロー状態。また、前作までの恋人ミカエラとは別れており、これまでの対ディセプティコン戦での活躍により、ワシントンでオバマ大統領から勲章をもらった際に知り合ったカーリー・スペンサーの部屋に居候状態である。

就職活動は行っているものの、面接に行った会社の中には「お前はオバマ大統領から勲章をもらったようだが、俺は共和党支持だ」などという理由で採用を断られる場合もある。しかし、アキュレッタ・システムズ社のブルース・ブラゾスという面接官相手に面接したところ、あからさまに好意を抱かれていないやり取りが展開されたにもかかわらず、サムは何故かメール係として社員採用されることになる。

メール係として社員採用されることになる

採用に喜ぶサムだったが、カーリーにそのことを報告した際、それがカーリーが勤めている会社の社長であるディラン・グールドの推薦によるものだったことが判明。成金趣味を見せつける上に、カーリーとも仲良さ気な様子を見せつけるディランに、サムは反発を抱く…。

その頃、存在が公のものとなったオプティマス・プライム率いるオートボット、およびウィリアム・レノックスを指揮官とする対ディセプティコン特殊部隊である「NEST」は、チェルノブイリでの捜索活動中、月に不時着した宇宙船に搭載されていたエンジンを発見する。宇宙船のことについて初めて知ることになったオプティマス・プライムは、不時着した宇宙船のことを秘密にしていた人間に不信感を抱くが、月の宇宙船の回収に向かう。

オプティマス・プライムは、不時着した宇宙船のことを秘密にしていた人間に不信感を抱く
オプティマス・プライムは、不時着した宇宙船のことを秘密にしていた人間に不信感を抱く

ダークサイド・ムーンで放置されている宇宙船の格納庫には、オートボットの前リーダーでオプティマス・プライムの師匠的な存在でもあるセンチネル・プライムが眠りについていた。センチネル・プライムは、惑星サイバトロンにおけるオートボットとディセプティコンとの戦い末期、ある重要な装置を持ち出して惑星サイバトロンからの脱出を図るものの、撃墜されて月面に不時着していたのだ。

センチネル・プライムが持ち出したのは、あらゆる物体を瞬時に転送させることを可能にするテレポート装置で、センチネル・プライム以外には扱うことができないという代物。

オプティマス・プライムによって復活したセンチネル・プライムとテレポート装置を守るべく、オートボット達は奮闘するが、そのセンチネル・プライム自身が突如暴走を開始する。

アメリカ軍によって押収されていたテレポート装置を奪取し、ディセプティコンと合流したのだ。センチネル・プライムは、敵であるはずのディセプティコンと密かに手を組み、テレポート装置を使用し、惑星サイバトロンそのものを呼び寄せた上で、地球の「資源」を利用して復興すえうことを画策していたのだ。

センチネル・プライムとディセプティコンの脅迫にあっさり屈したアメリカ政府は、オートボット達に地球外退去を迫る。「これからはお前たちだけで戦え」と言い残し、オートボット達は地球を去っていく。そのオートボット達を乗せた宇宙船はディセプティコンの放ったロケット弾に墜落させられてしまった。

ビル破壊シーンは圧巻

脅威がなくなったと確信したセンチネル・プライムとディセプティコンは、シカゴを占拠し、野望実現のためにテレポート装置を動かし始めた。正義のトランスフォーマーたちとの訣別を余儀なくされた人類は、存亡を懸けて、目前に立ちふさがる巨大な敵に立ち向かっていかなければならなくなる。そして、高層ビルが立ち並ぶシカゴを舞台に、人類と地球外金属生命体との最後の戦いが繰り広げられることになる…。

これまでの「トランスフォーマー」シリーズでは、基本的にはオートボットとディセプティコンの金属生命体同士の戦いがメインだったが、今作ではそれ以上に主人公含めた人間達の活躍にスポットが当てられている。ディセプティコンの圧倒的な戦力にほとんど無力同然に翻弄されながらも、囚われの身となっていたカーリーを助けるため、また、その後はテレポート装置を破壊するためにシカゴに乗り込むサムとその仲間達の活躍ぶりや特殊部隊のゲリラ戦の多種多彩なバトルがカッコよく描かれている。

特殊部隊のゲリラ戦の多種多彩なバトルがカッコよく描かれている
激しいバトル 斬新な視線の映像

しかも、地上のサムの視線で迫るロボット軍団を見上げたり、高層ビルの谷間を滑空する兵士たちの目線で四方八方から襲い掛かる攻撃をとらえたり、奥行きのある3D効果が存分に活かされる構図の映像を巧みに挿入されている。ロボットの巨大さや、大都市が壊滅していく激戦の臨場感には息を呑む。また、途中から折れていく高層ビルからサムたちが脱出するシーンは、映像の隅々まで何かが動いており、まさに戦場の混沌とした雰囲気を疑似体験できるようだ。また、3Dということを忘れそうなほど自然な映像は目が疲れない。

ストーリー的にも、アポロ計画の陰謀説を絡めた展開が面白く、オートボットを理解しようとしない政治家やディセプティコンに協力する富裕層、さらにはロボットたちの心の弱さも描かれており、地球を守ろうとするサムやオプティマスたちの熱い思いに素直に感情移入できる。

地球を守ろうとするサムやオプティマスたちの熱い思いに素直に感情移入できる

観客席を取り囲む圧倒的な迫力の重低音とパワーアップされた3D映像に、感性は刺激されっぱなしである。2時間半を超える上映時間はあっという間に過ぎていく。

派手な映画が好きな人には、最高のエンターテイメント作品であることは間違いない。

 

キャスト スタッフ
サム・ウィトウィッキー:シャイア・ラブーフ 監督::マイケル・ベイ
カーリー・スペンサー:ロージー・ハンティントン=ホワイトリー 製作:ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ/イアン・ブライス
シーモア・シモンズ:ジョン・タトゥーロ トム・デサント/ドン・マーフィ
ディラン・グールド:パトリック・デンプシー 製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ/マイケル・ベイ
ブルース・ブラゾス:ジョン・マルコヴィッチ ブライアン・ゴールドナー/マーク・ヴァーラディアン
ダッチ:アラン・テュディック 主題歌:リンキン・パーク『イリディセント』
ジェリー・ワン:ケン・チョン 脚本:アーレン・クルーガー
ロン・ウィトウィッキー:ケヴィン・ダン 撮影:アミール・モクリ
ジュディ・ウィトウィッキー:ジュディ・ホワイト 編集:ロジャー・バートン/ウィリアム・ゴールデンバーグ
ウィリアム・レノックス:ジョシュ・デュアメル ジョエル・ネグロン
ロバート・エップス:タイリース・ギブソン 音楽:アミール・モクリ
シャーロット・メアリング:フランシス・マクドーマンド 美術:ナイジェル・フェルプス
ヴォスコッド・ラドヌフ:ラヴィル・イスヨノフ  
モーシャワー将軍:グレン・モーシャワー  
バズ・オルドリン:本人役(回想シーン:コーリー・タッカー)  
ロバート・マクナマラ:ドリュー・ピルスバリー  
ジョン・F・ケネディ:ブレット・スタイムリー  
ビル・オライリー:本人役  
リチャード・ニクソン:ジョン・トービン  
ニール・アームストロング:ドン・ジーンズ  
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