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2017 Mar. 3

ステキな船旅はいかが?

「東京ディズニーランド」のアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」が、開園35周年を迎える2018年春にリニューアルオープンする。

世界各国の子どもたちや動物たちに迎えられながら、「世界で一番幸せな船旅」を体験する「イッツ・ア・スモールワールド」。ヨーロッパからスタートする旅は、アジア、アフリカ、中南米、南太平洋の島々などを経て、世界中の子どもたちによるテーマ曲「小さな世界」の合唱でフィナーレを迎える。小さな子供から大人まで、多くのゲストに愛されている人気アトラクションの1つ。

イッツ・ア・スモールワールド

「イッツ・ア・スモールワールド」の大幅リニューアルはオープン以来初めてとなり、ディズニー映画に登場する様々なキャラクターが加わるほか、映画の名シーンを彷彿させる音楽が「小さな世界」の曲に織り込まれるという。

旅の始まりであるヨーロッパのスカンジナビアには、映画「アナと雪の女王」のエルサ、アナ、オラフが登場する他、ヨーロッパでは、「ふしぎの国のアリス」や「シンデレラ」「ピーター・パン」「塔の上のラプンツェル」、アジアは「ムーラン」や「アラジン」、そして、アフリカでは「ライオンキング」など、ディズニー映画で愛される様々なキャラクター約40体が新たに仲間入り。それぞれのシーンをより華やかに彩り、さらに幸せな船旅を演出する。

イッツ・ア・スモールワールド

なお、リニューアルに伴い「イッツ・ア・スモールワールド」は、2月28日が最終日となり、3月1日よりクローズしている。

「世界で一番幸せな船旅」を体験すれば、やはり、お次はゴージャスで本格的な船旅をしたいものである。

ゴージャスで本格的な船旅
ゴージャスで本格的な船旅

20のクルーズブランドを抱える世界最大のクルーズ客船の運航会社「Carnival plc/カーニバル・コーポレーション」は、業績不振に陥った会社を次々に傘下に収め、現在の地位を築いた。

Carnival plc
Carnival plc

「カーニバル・コーポレーション」の傘下の1つ、「Princess Cruises/プリンセス・クルーズ」は、アメリカのサンタクラリタに本社を置く、現在18隻の近代的な客船を運航するクルーズ会社。

Princess Cruises

1965年に創業、アメリカからメキシコへのクルーズが最初。その後、世界各国に航路を伸ばし、豪華客船を使った手頃な価格のクルーズ旅行を提供している。

ちなみに、クルーズ旅行が広まったきっかけは、1977年のアメリカのテレビドラマ「ラブボート」。「プリンセス・クルーズ」を舞台にしたこのドラマが全米で大ヒットし、クルーズブームが起こった。そして、このクルーズブームにより、アメリカでは一般的にクルーズ旅行を楽しむ習慣ができ、多くの人々が気軽に参加するようになった。

ラブボート
ラブボート

1990年代に入ると、日本船でも大型の豪華客船が登場し、日本人もクルーズ旅行が広く知れ渡るようになったが、この頃はまだクルーズ旅行というと一部のセレブだけが楽しむラグジュアリーな豪華客船の旅というイメージが強かった。

「プリンセス・クルーズ」が日本発着クルーズをスタートさせたのが2013年。けっこう最近のことである。今では日本でもクルーズ旅行を取り扱う旅行会社が多くなり、豪華客船の旅は一部のセレブだけが楽しむものではなく、旅行手段の1つとして誰もが手頃に楽しめるものだということが徐々に認知されてきており、クルーズ旅行を楽しむ人が増加の傾向にある。

プリンセス・クルーズ

クルーズ旅行は、飛行機での旅行とは違い、海側から新しい国、新しい街に入るという新鮮な体験が魅力の1つ。寄港地も多く、様々な街を訪れることができるうえ、宿泊場所はすべて船内の部屋となるため、到着地から宿泊場所間の移動の手間もない。また、クルーズ代金には、移動、宿泊、食事のほとんどが含まれているため、予算が立てやすいのも魅力といえる。

プリンセス・クルーズ

「プリンセス・クルーズ」では、ロイヤルクラスの客船として同社史上最大となる14万トンクラスの「ロイヤル・プリンセス」「リーガル・プリンセス」は、18層からなるデッキを有し、16層にはガラス張りの張り出し部であるシーウォークが設けられている。客室は1780室。その約80%に当たる1,438室が海に面しており、すべての部屋がバルコニーを有している。

ロイヤル・プリンセス
リーガル・プリンセス

ちなみに、初代の「ロイヤル・プリンセス」を命名したのは、ウェールズ公妃ダイアナ。3代目となる新しい「ロイヤル・プリンセス」の名付け親となったのは、2011年に英国王室入りしたケンブリッジ公爵夫人キャサリンで、2013年4月に命名式が実施された。

ロイヤル・プリンセス
ロイヤル・プリンセス
ロイヤル・プリンセス

日本で建造された「プリンセス・クルーズ」最大の客船としては、2004年に「ダイヤモンド・プリンセス」「サファイア・プリンセス」が共にデビューした。

ダイヤモンド・プリンセス

なお、国内で建造された中では、イタリアのジェノヴァに本社を置くクルーズ客船運航会社「Costa Cruises/コスタ・クルーズ」傘下のドイツのロストックに本社を置くクルーズ会社「AIDA Cruises/アイーダ・クルーズ」が運航するクルーズ客船「Aida Prima/アイーダ・プリマ」が最大の客船。

Aida Prima
Aida Prima

これは、三菱重工業が「ダイヤモンドプリンセス」「サファイアプリンセス」以来、11年ぶりに受注したクルーズ客船で、長崎造船所で建造された。空気の泡で船底の抵抗を減少させ燃費を向上する「三菱空気潤滑システム(MALS)」などの最先端の環境技術が盛り込まれた次世代クルーズ客船。

Aida Prima
Aida Prima

ただ、工期が遅れ、引き渡しが遅延し、かなり多額の損失金が発生したという。

「ダイヤモンド・プリンセス」と「サファイア・プリンセス」は、環境規制の厳しいアラスカ水域での運航に配慮した排気・排水対策のため、ディーゼルとガスタービンを組み合わせた発電機や海に一切投棄しない廃物処理装置など、最新鋭の排水処理システムを完備し、地球環境を配慮した設計で世界をリードした。

ダイヤモンド・プリンセス
ダイヤモンド・プリンセス
ダイヤモンド・プリンセス

一時は爆買いなどチャイナマネーとパワーが巷を席巻したが、最近はチョイと落ち着きを見せている感が否めない中国事情。しかし、まだまだ侮れないチャイナマネー。

そんな中国市場に向けた初めての新造船のフラッグシップ「マジェスティック・プリンセス」が登場。中国市場のために特別に設計、建造された最初の客船として、中国にラグジュアリーな旅の新しい定義をもたらす。全長330m、全幅47m、143,000トンで乗客定員3,560人、乗組員数1,346人を誇る豪華客船である。

マジェスティック・プリンセス
マジェスティック・プリンセス

現在のファッション、アート、歴史を反映させた「マジェスティック・プリンセス」の内装は、世界を旅することを表現した洗練されたスタイリッシュなデザイン。随所に金属やガラス、木材が使用された優雅なデザインは、エレガントで魅力的なクルーズに心躍るゲストを温かく迎えてくれる。

majestic princess
majestic princess

船内はヨーロッパの大理石やモザイクタイルの床、磨きあげられた木材、豪華なファブリックが特徴的。客室への廊下に敷かれた特別にデザインされたカーペットは、美しさ、優雅さ、そして、中国の繁栄するエネルギーを表現した花柄のモチーフ。また、メイン・ダイニングのエントランスには、一流の敷物のブランドであるタイピン・香港で制作された手織りのカーペットが敷かれ、ここにも花柄のモチーフがあしらわれている。

majestic princess
majestic princess
majestic princess
majestic princess
majestic princess

客室の 80%以上がバルコニー付。すべての客室には新しいプリンセス・ラグジュアリーベッドが設置。アメリカのボード・オブ・メディスンが睡眠のエキスパートとして認定したマイケル・ブレウス博士によって開発された特別なマットレスを使用、さらに、米国の人気テレビ番組で活躍するカナダ人デザイナーのキャディス・オルソンのデザインによるラグジュアリーなベッドリネンを使用。この優れた上質なベッドシステムは、このクルーズ船のスリープ・プログラムとして特別に設計されたものだ。

majestic princess
上質なベッドシステム

「マジェスティック・プリンセス」の船上では、中国では初となる船体から飛び出したガラス張りの通路「シー・ウォーク」と最も美しい海の眺めを堪能できる「シー・ビューバー」が設置される。

majestic princess

また、船内の中心施設である「ピアッツア(アトリウム)」では、昼夜を通して、エンターテイメントが開催。吹き抜けのアトリウムのまわりにある「プリンセス・ショップ」には、「カルティエ」や「ブルガリ」「ショパール」などの世界的なブランドのブティックが勢揃い。

そして、ガラスドームの全天候型プール「ハリウッド プール クラブ」は、シックなスタイルの優雅なエリア。一年中快適な温度に保たれ、夜はナイトクラブに変身する。

ハリウッド プール クラブ

さらに、45メートルの高さから海を眺め、リラックスできる贅沢な空間「ハリウッド・コンサバトリー」は、生演奏を聴きながら寛いだり、等身大のチェスゲームを楽しむことも可能。タイルに願い事を書いてモザイク画を完成させる洋上初のアクティビティ「ウィッシング・ウォール」も新登場。

ハリウッド・コンサバトリー

クルーズ中に最も楽しみなのが食事。「マジェスティック・プリンセス」では、フランス、イタリア、アメリカ、オーストラリア、中国、そして、日本やその他の国々の熟練した経験豊かなシェフがより高度なトレーニングを受け、十分な経験を積み、船内の20ものレストランやバーでインターナショナルなメニューや地域のメニューなどを開発し提供。

「マジェスティック・プリンセス」では新たに2つのスペシャリティ・レストランが誕生。1つは「ハーモニー・チャイニーズレストラン」。北米で初めてミシュランの星を受賞した中国料理レストラン「ウイン・ラスベガス」「ウイング・レイ」の元シェフ、リチャード・チェンとのパートナーシップで誕生した「ハーモニー」は、オーシャンビューとモダンなインテリアの中で、伝統的な広東料理が提供される。

ハーモニー・チャイニーズレストラン

そして、もう1つのスペシャリティ・レストランとして誕生したのが、ミシュランで3つ星を獲得する人気シェフのエマニュエル・ルノーとパートナーシップを締結した「ラ・メール-フレンチ・ビストロ・バイ・エマニュエル・ルノー」

エマニュエル・ルノー

ちなみに、ルノーはフレンチ・アルプス麓の村、メジェーヴにある自身のレストラン「フロコン・ド・セル」において、2004年に初めてミシュラン3つ星を獲得。その後、2006年、2012年と計3回獲得しているシェフ。

エマニュエル・ルノー

船内のアトリウムに位置する「ラ・メール」のこだわりの空間デザインは、国際的に定評のある「ジェフリー・ビアーズ・インターナショナル(JBI)」が手掛け、フロアから天井まで届く大きな窓からは美しい海の景色を堪能することができる。また、アトリウムでのアクティビティやエンターテインメントの観賞も可能。

ラ・メール-フレンチ・ビストロ・バイ・エマニュエル・ルノー
majestic princess

食事は「フロコン・ド・セル」の人気メニューに加えて、「ラ・メール」のために開発された新たな料理を揃えている。正統派フランス料理に現代風アレンジを施した極上のディナーメニューは旅のハイライトを飾ること間違いない。

別途料金が必要なスペシャリティ・レストランは、他にもニューヨークスタイルのステーキハウス「クラウン・グリル」、極上のメニューが堪能できる「シェフズ・テーブル・ルミエール」、そして、客室バルコニーでの提供となる「デラックス ブレックファスト」や「バルコニー・ディナー」。

スペシャリティ・レストラン
スペシャリティ・レストラン
スペシャリティ・レストラン

その他、カジュアルなブッフェ料理が楽しめる「ワールド・フレッシュ・マーケットプレイス」では、長さ130メートルにわたるフードステーションが設置され、地中海料理、パスタ専用カウンターやカラフルなファーマーズ・マーケット・サラダ、新鮮なフルーツ、そして、新たに東洋と西洋料理が融合した屋台料理専用カウンターなど、幅広いメニューが終日提供される。また、「ワールド・フレッシュ・マーケットプレイス」内のベーカリーでは、中国のゲストに親しみ深いエッグタルト、カスタードを使った西洋やヨーロッパのパティスリーやデニッシュなどが作られる。

レストラン
レストラン

ちなみに、24時間のルームサービスは無料で、サンドイッチやサラダ、温かいお食事などが客室まで運ばれる。

24時間のルームサービス

現在、「マジェスティック・プリンセス」はイタリアの造船会社「フィンカンティエリ」で造船中で、2017年7月には母港となる上海に到着。

majestic princess

その後、3,560名のゲストを乗せ、日本や韓国の人気都市を巡るアジアクルーズとして中国で初めてのシーズンを開始する予定である。

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豪華客船でのクルーズ旅行はぜひ挑戦したいものである。

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