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2017 May. 21

シャレオツスマートバイク

今頃の時季、天気の良い休日には小洒落たチャリに乗って、全身に心地良い5月の風を浴び優雅にサイクリングするのも、なかなかオツなものである。

サイクリング

2015年7月に「イケてるチャリンコ」で掲載したので、何となく記憶に残っている方もいるかも知れないが、2009年にタコとティースのカーリエ兄弟によって設立されたオランダのオシャレな自転車ブランド「VANMOOF/バンムーフ」

VANMOOF

ちなみに、オランダは知る人ぞ知る自転車先進国。平坦な国土に最適な乗り物として、自転車は交通手段全体の27%を占めるほど普及しており、人口1人あたりの所有台数も1.09台で世界1という。

そんなオランダで、「快適で刺激的な自転車生活を送ることができる自転車」というコンセプトのもとにつくられた「VANMOOF」の自転車は、耐久性に富み、手頃で魅力的といった、現代における都市型自転車へのニーズに応えるべく開発された。

VANMOOF

最小限の部品で構築されており、都市生活にあった機能性、スポーツバイクの走行性能、そして、デザイン性を兼ね備えた自転車先進国が生んだ、今なお進化を続けるデザイン系自転車の代表といえる。

太いアルミフレームのトップチューブの前後に内蔵されたLEDライトが、ひと目でそれとわかる特徴的なフォルムを生み出しており、このユニークなフォルムに都市生活に便利な機能が詰まっている。

VANMOOF

太いフレームにはアルマイト加工が施され、耐腐食性・耐摩耗性を高め、高級感を演出。また、フレームに内蔵されたLEDライトは、欧州を代表するエレクトロニクスメーカー「Philips/フィリップス」との共同開発。ハブダイナモ発電で駆動し、電池交換・充電は不要で、半永久的に使用できるという優れもの。照度40ルクスの明るさを備え、夜間走行をしっかりサポートしてくれる。

VANMOOF

また、チェーン・ブレーキケーブル・変速ギアといったパーツがフレームで覆われるように内装され、サドルは撥水性の高い素材を採用。メンテナンスが必要になることが多いパーツは、一般的なロードやクロスバイクではむき出しになっていることが多いが、「VANMOOF」のバイクは、これらのパーツをしっかりガードしている。一見、太く見えるタイヤは都市部に多い段差を難なく乗り越えることができ、パンクもしづらいそうだ。

VANMOOF

特徴的なダッチデザインのフォルムには、こうしたトラブルが起こりがちのパーツにさまざまな工夫が凝らされ、日頃のメンテナンスにかかる手間を大幅に軽減してくれる。一般的なスポーツバイクとは一線を画す、街乗りに最適な乗り物「コミューターバイク」としての魅力を高め、街中で最適なパフォーマンスを発揮する。

VANMOOF

オランダ王室も認める国民的自転車ブランドであり、日本のオランダ大使館で「公用車」として活躍する「VANMOOF」。日本の街中で見かける機会はまだ少ないが、オシャレなチャリに注目が集まる昨今、ファンを増やすこと間違いない。

これまで日本では「VanMoof」のスタンダード自転車のみ輸入販売が行われており、一部の熱狂的ファンのハイエンドな自転車として知られていたが、この次世代「スマートバイク」を提案する「VanMoof」の最新モデル「Electrified X」がついに日本初上陸。そして、プレオーダーが5月23日より開始される。

Electrified X

「スマートバイク」たるゆえんは、フレーム内に電動アシスト用バッテリーや3G、Bluetoothモジュールを内蔵し、アプリ連携でキーレス解錠やリモートロック、地図上への表示などができること。特徴的な3Gは、「Vodafone」とグローバル提携したモジュールを内蔵。人工衛星ベースのGPSではなく、基地局ベースのロケーションサービスに対応している。

Electrified X
Electrified X
Electrified X

もし盗難にあった場合は、アプリを通じて「VanMoof」に通報すれば、「バイクハンターズ」なる何やら恐ろしい響きのチームが出動。3GロケーションはGPSほどピンポイントではなく、ある程度の範囲しか分からないため、その範囲を「バイクハンターズ」がBluetoothなど様々な手段で捜索・特定する。

そして、もし2週間以内に見つからなかった場合、同等品を無償で提供。この捜索と代替品の提供はあわせて「ピース・オブ・マインド」、その名も「心の平穏」とと呼ばれるサービスで、購入から1年間のみ無料。以降は有料となる予定だが、2年目以降の料金はまだ決定していない。

Electrified X

「ピース・オブ・マインド」は、自転車好きに対して「毎日使うなら良いものが欲しいけれど、高価な買い物をして盗られたら嫌だなぁ〜」という不安を解消したいという思いから開始されたサービス。3Gのロケーションサービスも、「バイクハンターズ」による捜索も成功するとは限らないが、このサービスの存在が知られることにより、自転車泥棒の間で後々の面倒を考えると「スマートバイク」をターゲットにしないほうが良い、「VanMoofは避けろ!」と思わせることで、盗難自体の発生を減らすことも狙いである。

そして、「VanMoof」の「スマートバイク」は、フレームの固有番号と3GモジュールのIMEIを登録しなければアプリが使用できないため、仮に盗難車を買っても活用しにくく、盗品の転売防止にも役立つ。

Electrified X

キーレスアンロックは、iOS/Android用のモバイルアプリとフレーム上にある操作パネルのセンサーを組合せた仕組みで、ダッシュボードに手をかざすだけで人物を認識する盗難防止機能がフレーム内に収納され、外付けの鍵が必要ないキーレスな仕様は少々おったまげ。アプリ側の操作で解錠するほか、スマホが近距離にある場合、フレームのタッチで解錠するようにも設定可能。その他、スマホを使わない通常のリモート解錠キーも用意されている。

Electrified X

電動アシスト自転車としての主な仕様は、前輪モーター出力最大250Wの4段アシスト、最高時速24kmまで。航続距離がフルパワーで60km〜エコノミー時は120km、最高出力はハンドル左手の「ブーストボタン」を押しているあいだ有効。バッテリーは11.6Ahでフレーム内蔵(取り外し不可)、家庭用電源からACアダプタで充電、満充電まで最長6時間。電動自転車とは思えない見た目に仕上がっている。

Electrified X

また、タイヤサイズは24インチ、搭乗者の身長は155から200cmまでカバーする。バッテリー含む重量は18.4kg。そして、設計上の特徴は、動力を伝えるドライブトレイン(チェーンなど)がカバーで密閉されており、メンテナンスの頻度が低いこと。前後のライトや3G/Bluetoothモジュール、バッテリー等はフレームに内蔵されているほか、主要パーツは盗難防止ネジで固定されており、パーツ単位で盗まれにくくなっている。充電は36V2AのACアダプタを使用。

Electrified X
Electrified X

ただ、バッテリーがフレームと一体化しているため、バッテリーだけを抜いて充電したり、即交換はできず、電源の近くに持っていく必要がある。

Electrified X

ビル街に吹き抜ける向かい風にも関係なく快適に乗りこなすことができる「Electrified X」。都会での移動を快適にしてくれるこの「スマートバイク」は4色で展開される。標準価格は税込37万円で、プレオーダー購入に限り特別キャンペーン価格27万円(税込)で購入することが可能。

Electrified X

人によって自転車に対する価値観は様々、「Electrified X」の価格を高いと考えるか、また、安いと思うかはアナタ次第である。

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