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2018 Apr. 3

HIBIYA CENTRAL MARKET

3月29日に開業した「東京ミッドタウン 日比谷」のなかで、ひときわ注目を集めているのが3階にオープンした複合型店舗「HIBIYA CENTRAL MARKET/ヒビヤ セントラル マーケット」

HIBIYA CENTRAL MARKET

これまでにないアイデアを形にして、新しい商業施設の中に様々な店舗が入居する「マーケット」をつくり上げた。

HIBIYA CENTRAL MARKET

ディレクションを手掛けたのはクリエイティブディレクターの南貴之。店づくりは「街」を作るということを基本に考え、店をつくると沢山の人々がそこに集い、徐々に街になっていく。今回のプロジェクトは240坪ほどの広大なスペースだったので、頭の中で漠然と市場やマーケットというコンセプトが浮かんだという。

クリエイティブディレクターの南貴之
クリエイティブディレクターの南貴之

小さな街のような複合型店舗は、南と老舗書店「有隣堂」との出会いから誕生した。

有隣堂

マーケットの象徴となるのは、南が世界中から集めた雑貨や洋服、ヴィンテージ家具などを置く「Library」

Library

背の高い本棚は、南が好きだという大英図書館などの海外の図書館がイメージソース。店内の商品と本はリンクしており、照らし合わせて両方を楽しめる。すべてのアイテムは購入でき、売れるたびに店内は変化していく。

敷地内に散りばめられているのは、南が世界中で出会った市場や街角、路地などの記憶。「Library」を囲むように、デッドストックのヴィンテージフレームが並ぶ眼鏡店「CONVEX」、神宮店に続く2号店として出店する、ギャラリーともセレクトショップともつかないユニークなプレゼンテーションを行う「Graphpaper」、日本最高峰の衛生管理を誇る理容室「理容 ヒビヤ」「MAISON CINQUANTECINQ/メゾン サンカントサンク」「AELU/アエル」などをオープンさせた丸山智博が手掛ける昼も夜も楽しめる居酒屋・定食「一角」、書籍雑誌・珈琲・雑貨を扱う「有隣堂 / AND COFFEE ROASTERS / FreshService」、イベントスペース「Tent gallery」が並ぶ。

CONVEX
CONVEX

Graphpaper
Graphpaper

理容 ヒビヤ
理容 ヒビヤ

丸山智博が手掛ける「一角」
丸山智博が手掛ける「一角」
丸山智博が手掛ける「一角」

「Tent gallery」ではオープン時から4月28日までジャン・プルーヴェの企画展示を開催中
「Tent gallery」ではオープン時から4月28日までジャン・プルーヴェの企画展示を開催中

ぐるりと巡れば、見知らぬ土地の市場を訪れたような感覚に陥る。

「理容 ヒビヤ」は廃業する理容室から什器や備品を受け継ぎ、日本の古き佳き昭和の理容室を見事なまでに再現。待合室の本棚には「ゴルゴ13」の単行本がズラリと並ぶのもユニーク。

理容 ヒビヤ
理容 ヒビヤ

「一角」は短冊メニューが掛かるカウンターに「おばんざい」が置かれ、靴を脱いでリラックスできる可動式の小上がりを設置。

一角
一角

料理は「一角」オリジナルの徳島「SUEKI CERAMICS/スエキ セラミックス」の器で振舞われ、この器も「Library」での購入が可能。

上層階はオフィスワーカーが大勢いるので、ランチタイムは「一角」で定食を食べてもらい、雑誌やコーヒー、文房具などを扱う「FreshService」は駅のキオスクのような感覚で手軽に利用してもらえればグッド。また、ゆっくりできない忙しい人に向けて、「一角」にある「Gin BAR」ではお弁当も販売。そして、仕事が終わったらまた降りてきて、から揚げとハイボールでワイワイ賑やかに楽しんでもらうのがおススメ。

Gin BAR
Gin BAR

これまで日比谷に馴染みがなかった人々も、街の空気が良く文化度も高いエリアで、「ヒビヤセントラルマーケット」がビジネスワーカーも観光客にも、さらに、訪れた人たちが皆気軽に集う場所になってもらえる空間を目指している。

アジアのマーケットを訪れたことがある人は、あの雑多とした雰囲気と熱気を思い出すかも知れないし、日本のどこかにあるような風景に懐かしさを覚え、郷愁を抱く人もいるかも知れない。

どこの国とも時代ともつかない場所で、新たな日比谷の一面を感じること間違いない。

 
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