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2018 Aug. 3

世界最薄の腕時計

2017年に世界最薄の自動巻き腕時計として登場し、注目を集めた「BVLGARI/ブルガリ」「オクト フィニッシモ オートマティック」。このコレクションに、今年はSS、18KPGモデルが登場し、コレクションが一段と充実した。

オクト フィニッシモ オートマティック

2014年のデビューからの5年間で、トゥールビヨン、ミニッツリピーター、自動巻き(オートマティック)、自動巻きトゥールビヨン(トゥールビヨン オートマティック)の4タイプのムーブメントで世界最薄を樹立した「BVLGARI」の「オクト フィニッシモ」コレクション。

オクトのオリジナルデザインである110面という複雑多面体構造を薄型化し、現代のモダンへと昇華。自社開発の極薄ムーブメントを搭載し、「BVLGARI」にしか作り得ない薄型ウオッチの新たなスタイルを提案してきた。

オクト フィニッシモ オートマティック

薄型ケースおよび薄型ブレスレットは装着感も抜群。なかでも「オクト フィニッシモ オートマティック」は世界中のビジネスパーソンから人気を集めている優れものアイテム。そんな「オクト フィニッシモ オートマティック」に、今年登場した新作が、ファン待望のSSおよび18KPGモデル。

オクト フィニッシモ オートマィック 18KPG/457万円(税別)
オクト フィニッシモ オートマィック 18KPG/457万円(税別)

SSモデルでは「BVLGARI」が追求する独自の色合いを表現するために、ベースになるSSの上にYGを蒸着させ、その上からロジウム、パラジウムをコーティングするという凝りよう。さらに表面にはサンドブラスト加工を施し、マットな印象を強めている。また、18KPGケースモデルも同様のサンドブラスト加工が施されている。「BVLGARI」の拠点であるローマの遺跡との親和性を求め、ヘリテージ感のある印象を追求したモデル。さらに、Tiモデルにはインデックスにブルーカラーを採用した新作が9月に登場する。

オクト フィニッシモ オートマィック SS アリゲーターストラップ/135万円(税別)
オクト フィニッシモ オートマィック SS アリゲーターストラップ/135万円(税別)

オクト フィニッシモ オートマィック Ti/157万円(税別)、SS/146万円(税別)
オクト フィニッシモ オートマィック Ti/157万円(税別)、SS/146万円(税別)

搭載ムーブメントは、プラチナ製のマイクロローターを採用した「BVLGARI」自社開発による自動巻きムーブメントCal.BVL138。その厚さは2.23mm。ムーブメントはシースルー仕様のケースバックから見ることができる。

Cal.BVL138

「オクト フィニッシモ」に2014年と2016年、そして、2017年に世界最薄モデルを登場させてきた「BVLGARI」。

2018年の今年、わずか1.98mmという薄さの自動巻きトゥールビヨンムーブメントを搭載した「オクト フィニッシモ トゥールビヨン オートマティック」をラインナップに加え、これで4度目の世界記録樹立。ケース厚も3.95mmを実現しており、装着していることを忘れてしまうような薄さである。

オクト フィニッシモ トゥールビヨン オートマティック/1347万円(税別) ※限定50本

過去、3度の世界記録は、2014年の「オクト フィニッシモ トゥールビヨン」、 2016年の「オクト フィニッシモ ミニッツリピーター」、そして、2017年の「オクト フィニッシモ オートマティック」で打ち立てられたもので、今回も含めて、すべてで薄さに挑戦してきた「BVLGARI」。

オクト フィニッシモ トゥールビヨン オートマティック/1347万円(税別) ※限定50本

フライングトゥールビヨンを搭載したキャリバーBVL288は、「BVLGARI」の独自開発。自動巻きにはセンターローター、マイクロローターがあるが、BVL288に搭載されるのは「ペリフェラルローラー」。ペリフェラルとは周辺という意味を持ち、ムーブメントの外周部にリング状のローターを備えている。このローターが回転することにより、ゼンマイを巻き上げる仕組み。

オクト フィニッシモ トゥールビヨン オートマティック/1347万円(税別) ※限定50本
オクト フィニッシモ トゥールビヨン オートマティック/1347万円(税別) ※限定50本
オクト フィニッシモ トゥールビヨン オートマティック/1347万円(税別) ※限定50本
オクト フィニッシモ トゥールビヨン オートマティック/1347万円(税別) ※限定50本
オクト フィニッシモ トゥールビヨン オートマティック/1347万円(税別) ※限定50本
オクト フィニッシモ トゥールビヨン オートマティック/1347万円(税別) ※限定50本

ムーブメントにローターが被ることなく、また、外周に装備することで厚さを抑えることができ、これにより手巻きモデルのような薄さが可能になった。

オクト フィニッシモ トゥールビヨン オートマティック/1347万円(税別) ※限定50本
オクト フィニッシモ トゥールビヨン オートマティック/1347万円(税別) ※限定50本

このローター方式の選択は、1.95mmという薄型自動巻き実現の一助となっている。特にローターがトゥールビヨンを隠さず、その魅力を常に堪能できることもペリフェラルローター方式の利点である。

やはり薄い時計は魅力的である。

余談ながら、先日、お届けした「ARNOLD & SON/アーノルド&サン」のド派手な腕時計。高い技術力に裏打ちされたユニークなタイムピースを世に送り出している同社のインストゥルメント コレクションに新作が加わった。立体的に造形された北半球で時間帯を示す新作「グローブトロッター」である。

グローブトロッター/178万円(税別)

ちなみに、インストゥルメント コレクションとは、創業者のジョン・アーノルドとその息子のジョンが高品質の航海時計(マリンクロノメーター)を開発したことから、英国海軍御用達の時計師職人となった歴史を受け、彼らの独創的な時計にインスピレーションを得て製作されたコレクションのことである。

今回の作品は、18〜19世紀の大航海時代の偉業を称え、大海原を湛える地球を中心に置き、宇宙から地球の北半球を俯瞰して時間をとらえるという、スケールの大きな表現方法を採用。それにより、第二時間帯の表現が非常にユニークなものとなった。第二時間帯は都市名によらず、精緻に作りこまれた世界地図によって、視覚的に第二時間帯を把握するという仕組みを持つ。また、第二時間帯と限定せずに、北半球全体の時間帯をとらえることができる壮大さは、モデル名「グローブトロッター」に通じるものがある。

グローブトロッター/178万円(税別)
グローブトロッター/178万円(税別)

北半球全体の時間帯を目で認識させ、そして、精度を持たせるためには精確に地球儀をつくる必要があり、海はハンドラッカー仕上げで、3段階の濃淡で深度を表現。また、陸地部分はエッチング加工により、山岳部はサテン仕上げ、平地はポリッシュ仕上げされ、立体感を表現する。なお、日本もしっかりと描かれている。

グローブトロッター/178万円(税別)

地球儀の外周にはサファイアクリスタルの24時間表示盤が備えられ、上半分の透明部分は昼、下半分のグレー部分は夜を表現する。

地球儀を覆うドーム型のサファイアガラスとともに、デザインアクセントになっているブリッジは、重量ある地球儀を支える役割を果たし、地球儀は針と連動して回転し、このディスクを安定的に回転させるため、「ARNOLD & SON」自社開発自動巻きムーブメントA&S6022に大きな受け石を配している。

グローブトロッター/178万円(税別)
グローブトロッター/178万円(税別)

 
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