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2018 Aug. 9

こんなアストンはいかが?

「Aston Martin/アストン・マーティン」が、2011年に販売したコンパクトカー「CYGNET/シグネット」

CYGNET

ちなみに、日本においては「Aston Martinのラインアップ中、唯一の5ナンバーサイズ。実はトヨタ「iQ」をベースに、専用の内外装を採用。とくにインテリアには、「Aston Martin」らしいプレミアム感が演出されたのが特徴だった。

トヨタ「iQ」

「Aston Martin」は大型のスポーツカーやGTカーが中心だが、将来的に環境性能「CAFE(Corporate Average Fuel Efficiency)=企業平均燃費/自動車製造企業ごとに企業平均の燃費を算定し、その燃費が基準値を下回らないように義務付けられている。」に優れる小型車をラインナップする必要があると判断し、トヨタ自動車との連携により開発されたのが「CYGNET」。

CYGNET

なお、ベースに「iQ」が選ばれた理由は「シャシー性能の高さ」「サイズ」「高い安全性」「プロポーション」の4つが「Aston Martin」の提唱する高級小型車像にマッチしたためである。

基本骨格を「iQ」と共用するも、ルーフ、左右ドア、リアフェンダーを除く外板パネル全てが専用設計。フロントには「Aston Martin」のアイデンティティーである「ブライトフィニッシュグリル」が装着され、エンジンフードにはDBSと共通のエアインテークを追加、フロントフェンダー(スカットル上部)にもエアアウトレットを設けられ、「iQ」とは異なる外観意匠となっている。

CYGNET

また、リアコンビランプも現行のDBシリーズと共通イメージのU字型となっているが、DB各車が内側に開いているのに対し、「CYGNET」は外側に開いている。

CYGNET

インテリアについては「iQ」をベースとするも、「Aston Martin」ならではのクラフトマンシップをふんだんに注入することで、スポーティさと高級感を付加し、赤色をベースに黒色を組み合わせた本革のシート表皮とトリムをはじめとして、センタークラスターの一部も「Aston Martin」らしさを打ち出したダッシュボードとの連続性のあるものに変更されている。

CYGNET

過去に日本市場にも導入されており、当時の価格は490万円。なお、ベース車両のトヨタ「iQ」は、129万〜178万円と、およそ3倍の価格差があった。ちなみに、「CYGNET」は2013年9月に生産終了し、12月に販売終了した。

今年、ビスポーク部門「Q by Aston Martin」が顧客から注文を受けて、先代「Vantage S/ヴァンテージ S」の自然吸気V8エンジン(436ps)を小さな「CYGNET」に移植したワンオフ・モデルの「V8 CYGNET」が登場。

V8 CYGNET

バッキンガムシャー・グリーンを身にまとったこの特別車は車両重量が1,375kg、パワー/ウエイト・レシオは1トンあたり317ps(約3.15kg/ps)となっている。

「Aston Martin」のエンジニア・チームは、「CYGNET」のボンネットに収まるようにインテーク・システムを短縮。

V8 CYGNET

センター配置のツイン・エキゾーストは、ひじょうに短い排気管を通してコンパクトカーとは思えない咆哮をあげる。「Vantage S」から引き継いだその他のコンポーネントには、フロントとリアのサブフレーム、サスペンション、ブレーキ・システムの大部分、7速「スポーツシフトII」トランスミッションなどがある。

V8 CYGNET

なお、エンジンの出力は特別に製作されたミニチュアサイズのトルクチューブを介して後輪を駆動するので、トルクステアの問題はない。小さな身体で強大なパワーを支えるため、後輪には275/35R19、前輪に235/40R19サイズのブリヂストン製タイヤを履き、カーボンファイバー製のフェンダーアーチがこれを覆う。ブレーキはフロントが6ピストンと380mmフローティング・ディスク、リアは4ピストンのモノブロック・キャリパーと330mmディスクを備えている。

V8 CYGNET
V8 CYGNET

以前の標準仕様の「CYGNET」は、0-60mph(約96.6km/h)加速が約11秒だったが、「V8 CYGNET」はわずか4.2秒。最高速度は274km/hで、ノーマルの「CYGNET」を実に103km/hも上回る性能を誇る。

「Aston Martin」では、この「V8 CYGNET」を「The Ultimate City Car/究極のシティ・カー」と呼んでいるが、内装も大幅に変更が施され、4点式フルバケットシートから脱着可能なアルカンターラ張りステアリング、さらに、ロールバーまでがっちりと組み込まれ、FIA基準に則した消化器システムも搭載されており、完全にサーキット仕様に生まれ変わっている。

V8 CYGNET
V8 CYGNET

先月中旬に開催された英国の自動車イベント「Goodwood Festival of Speed 2018」で初公開された「V8 CYGNET」。

V8 CYGNET

「Vantage S」よりも速い、究極のコンパクトカーである。

「Aston Martin」は、「Triton Submarines LLC./トリトン・サブマリーンズ社」と共同開発を進めている「Project Neptune/プロジェクト・ネプチューン」の小型潜水艇の最終デザインをこの春に発表した。

Project Neptune

「Aston Martin」と潜水艇メーカーの「Triton Submarines LLC」は、2017年の秋に製品開発に関する業務提携を締結。コードネーム「Project Neptune」と命名された新型潜水艇の共同開発に着手した。

「Triton Submarines LLC」はアメリカのフロリダ州に本拠を置き、潜水艇のデザインや生産などの面で、豊富なノウハウを持っている会社。「Project Neptune」では、トリトンの潜水艇の開発のノウハウと、「Aston Martin」のクラフトマンシップを融合。エクスクルーシブな潜水艇を少量限定生産する計画。

Project Neptune

「Aston Martin」は今回、新型潜水艇の最終デザインを発表。トリトンの3人乗り「ロープロファイル(LP)」プラットフォームをベースに、「Aston Martin」のデザイン言語を反映させた潜水艇を設計している。

Project Neptune
Project Neptune

なお、この潜水艦は定員が3名で、水深500メートルまで潜水できる性能を備えている。正面面積を減らし、出力を引き上げることによって、潜水艇は最高速5ノット以上で航行できるという。

Project Neptune

「Aston Martin」は2018年後半、「Project Neptune」の市販モデルを初公開する予定。「Q by Aston Martin」によるカスタマイズとパーソナライズのオプションが選択可能としている。

陸から梅へ、そして、今度は空に挑戦。高級自動車メーカーとして、個人向けの空飛ぶ自動車の開発に名乗りを上げた「Aston Martin」。そして先月、空飛ぶ自動車のスタディモデル「Aston Martin Volante Vison Concept/ヴォランテ ビジョン コンセプト」を発表した。

Aston Martin Volante Vison Concept

「Aston Martin」のオープン仕様に用いられることの多い「Volante/ヴォランテ」の名称は、イタリア語で「空を飛ぶ」という意味の形容詞。

「Volante Vison Concept」は、垂直離着陸(VTOL)機能を備えた高級コンセプトモデル。すでに航空業界で実績のある「Rolls-Royce/ロールスロイス」などと提携して製作されたこのコンセプトモデルは、ラグジュアリーでプライベートな空の旅を実現することを目指している。

Aston Martin Volante Vison Concept
Aston Martin Volante Vison Concept
Aston Martin Volante Vison Concept

ハイブリッド電気式のパワートレーンを搭載し、複数のプロペラを駆動させる計画で、機体の後部にターボプロップ・エンジンが水平に配置され、前方のY型の翼に取り付けられた2つのプロペラが回転しながら傾く。「Volante Vison Concept」は、3名乗車が可能。航空宇宙や電動化、自動運転などの最新技術に、「Aston Martin」独自のシグネチャーデザインが盛り込まれる。

Aston Martin Volante Vison Concept

また、「Aston Martin」は現在、自動運転機能を備えたブランド初の市販EVを開発中。「Volante Vison Concept」にそのノウハウを導入し、個人向けの空のモビリティに高性能な電動パワートレーン技術を搭載する予定。

Aston Martin Volante Vison Concept
Aston Martin Volante Vison Concept

「Aston Martin」は、「Volante Vison Concept」が世界中の贅沢な顧客に、エキサイティングな代替輸送ソリューションを提供することを約束するとコメントする。

最後は王道路線。

「FERRARI 488/フェラーリ 488」「McLaren P1/マクラーレン P1」に対抗すべく、新型のミッドシップ・スーパースポーツを開発していることが判明。

BABY VALKYRIE
BABY VALKYRIE

ハイパーカーの「VALKYRIE」では、F1レッドブルとのコラボを実現したが、この新型モデルでも共同開発となる可能性が高い。

VALKYRIE

レポートによると、カーボンモノコックの新世代シャシーを採用するミッドシップモデルと想定され、「VALKYRIE兄弟」や「BABY VALKYRIE」などと伝えられている。

BABY VALKYRIE
BABY VALKYRIE
BABY VALKYRIE
BABY VALKYRIE
BABY VALKYRIE

予想パワートレインは、新たに「DB11」に設定されたメルセデスAMG製の4リットルV型8気筒ツインターボエンジンと電気モーターを組み合わせたPHEVが有力で、最高出力は650ps以上と見られる。ちなみに、ワールドプレミアは2020年が有力とのこと。

 
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