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2018 Dec. 13

渋谷フクラス

渋谷駅前の「旧東急プラザ渋谷」および隣接する街区の再開発により、2019年秋に「SHIBUYA FUKURAS/渋谷フクラス」が竣工。新たに「東急プラザ渋谷」が開業する他、路線バスや空港リムジンバスが乗り入れるバスターミナルが設置され、渋谷駅西口の新たな玄関口となる。

SHIBUYA FUKURAS

これまで多くの流行や文化を生み出し成長してきた「渋谷」において、「エンタテイメントシティSHIBUYA」を掲げ、100年に1度と言われる再開発が進む中、新たに誕生する同施設。「渋谷フクラス」という名称には、「膨らす(膨らます)」という日本語から、渋谷および同ビルを訪れるすべての人々の幸福を大きく膨らませていきたいという思いが込められている。

SHIBUYA FUKURAS

建築コンセプトは、「小さな物語の集積」。多様な人や文化が混在し、集まり成長していく過程で小さな物語が生まれ、その集合体が街をかたどっていく渋谷のように、小さな結晶体が集まりビルの外観が形成されていく。

SHIBUYA FUKURAS

ロゴマークは、街のエネルギーが凝縮された、結晶体のような同ビルの外観から「膨らむ結晶体」を表現。

ロゴカラーのシルバーは、洗練・品格・先進の印象を打ち出すとともに、すべての色、すなわち、個性を輝かすことのできる柔軟性や多様性が表現される。

SHIBUYA FUKURAS

2階から8階、17階・18階には、新時代のニーズに応える商業施設に進化して生まれ変わる「東急プラザ渋谷」が入居。

人生100年時代と言われ、世界に先駆けて超高齢化社会を迎える日本。人々の価値観やライフスタイル、消費行動が大きく変化する、新しい時代に突入している。そんな状況の中、新「東急プラザ渋谷」は「都会派の感度が成熟した大人たち」をターゲットに、新しいライフスタイル「MELLOW LIFE」を提案する。

SHIBUYA FUKURAS
SHIBUYA FUKURAS

地下1階から2階には三井住友銀行が入居予定。1階には、一般路線バスや空港リムジンバスも乗り入れる予定のバスターミナルが設置され、手荷物預かり、観光案内などの機能を備えた観光支援施設を併設し、渋谷駅周辺の国際競争力を一段と高める。

SHIBUYA FUKURAS

約5,000坪を誇る9階から16階のオフィスフロアには、GMOインターネットグループが入居。また、17階には新しいビジネスを生み出す拠点となる産業進出支援施設を備える。クリエイティブコンテンツ産業や外国企業の進出拠点となる施設を整備することで、企業やクリエイターのスタートアップとなる場を創出する。

SHIBUYA FUKURAS

さらに、エレベーターやエスカレーターにより多層な都市基盤をバリアフリーで上下に結ぶアーバン・コア、渋谷駅と同ビルおよび周辺エリアをつなぐ道玄坂連絡デッキが整備され、同ビルをハブとして、渋谷駅や周辺エリアへ上下左右に移動しやすい歩行者ネットワークが実現する。

また、周辺の一部街路についても、来街者が誰でも安心して巡れる憩いの場として再整備。同ビル地下2階には、地元商店街への配送業者が利用可能な地域荷捌き施設が設置され、来街者の安全性・快適性や街の回遊性を向上し、同ビル周辺の地元商店街の賑わいを創出する。

SHIBUYA FUKURAS

「渋谷フクラス」が渋谷を訪れる多世代やインバウンドの人々にとって渋谷駅西口の新たな玄関口となるとともに、多様性という渋谷の魅力をより一層高めることができるよう、地域とともに賑わいある街並みづくりが進められる。

余談ながら、先日、山手線・京浜東北線の田町〜品川駅間に設置される新駅の名称が「高輪ゲートウェイ」に決定した。選ばれた理由として、過去と未来、日本と世界、そして、多くの人々をつなぐ結節点として街全体の発展に寄与するようにという思いが込められているというが、当然、賛否両論が乱れ飛ぶ。

ま、そんなことはどうでもよく、再開発が進む田町〜品川エリアを結ぶ新たなスポットとして、2020年に暫定開業、2024年に本開業する予定。

街区側外観イメージ図 ※画像は現時点でのイメージであり、実際とは異なる場合あり。
街区側外観イメージ図 ※画像は現時点でのイメージであり、実際とは異なる場合あり。

2020年の東京オリンピックに向けて暫定開業予定の「高輪ゲートウェイ」駅は、田町駅から約1.3Km、品川駅から約0.9Kmの場所に位置する。駅の建築デザインを手掛けるのは、超売れっ子建築家の隈研吾。日本の折り紙をモチーフにした大屋根を設け、国際交流拠点に相応しい日本独自の「和」の文化を感じさせる空間を目指している。

駅舎内イメージ図 ※画像は現時点でのイメージであり、実際とは異なる場合あり。
駅舎内イメージ図 ※画像は現時点でのイメージであり、実際とは異なる場合あり。

街と駅との連携を意識し、駅舎に大きなガラス面を設けたり、木材を多く使用したりし、開放的で温かみのある空間演出もされる。JR東京駅丸の内駅舎ライトアップを手掛けた照明デザイナーの面出薫による照明デザインは、「街のランドマークとなる暖かな光の駅舎」がコンセプト。建築の特徴である大屋根を照らし上げることで、柔らかな光に包まれたコンコースを創り上げる。

街区側外観イメージ図 ※画像は現時点でのイメージであり、実際とは異なる場合あり。
街区側外観イメージ図 ※画像は現時点でのイメージであり、実際とは異なる場合あり。

改札口は南北2か所に設けられる予定で、周辺地域の人々の利便性も配慮される。なお、本格的な街びらきは2024年頃を予定している。

また、「高輪ゲートウェイ」駅も含む品川エリアは、2027年の開業が目指されるリニアモーターカーのターミナル駅が品川駅地下に設置されることなどに伴い、大規模な再開発が計画されている。国際交流拠点の玄関口として、羽田空港へのアクセスや、リニア中央新幹線、および新幹線への乗換えをスムーズにすること、また、鉄道以外の交通手段とのつながりを強化することが目指されている。

高輪ゲートウェイ

品川駅の北周辺には、より国際性の高いビジネス拠点や、文化交流施設などができる予定。ほど近い芝浦港の周辺には、運河や海を生かした自然溢れる複合市街地の開発も進められる予定。

再開発もいいけど、個人的にいつまで生きていられるか…チョイと不安である。

 
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