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2018 Mar. 4

スケルトンの魅力

今日はスケルトンタイプの腕時計あれこれ。

「ZENITH/ゼニス」の「デファイ コレクション」から、爽やかなホワイトが特徴の日本限定モデル「デファイ エル・プリメロ21 Japan Limited」が発表された。

昨年の「BASELWORLD」で鮮烈なデビューを果たし、早くも1年を迎えた「デファイ エル・プリメロ21」。量産モデルでありながら、1/100秒の精度を誇り、1秒毎にセンタークロノグラフ針が1回転する驚くべき新作は、多くの人に衝撃をもたらした。

この「デファイ エル・プリメロ21」に、いよいよ日本限定モデルが登場。

デファイ エル・プリメロ21 Japan Limited

日本人のために提案されたこのモデルは、ホワイトをモチーフに爽やかで颯爽としたイメージが特徴。デザインは、ノーマルの「デファイ エル・プリメロ21」と同じく、1969年に発表された「ZENITH」のアイコンピース「エル・プリメロ」をオマージュ。直径44mmのチタンケースにスケルトン文字盤が与えられている。

その文字盤には、12時位置にクロノグラフ用パワーリザーブインジゲーター、中央に時分針、9時位置にスモールセコンド、6時位置にホワイトの60秒積算計、そして、3時位置にホワイトの30分積算計を配している。インデックス外周部分にホワイトスペースを際立たせ、アイキャッチとした潔いデザインが特徴。

デファイ エル・プリメロ21Japan Limited ホワイトアリゲーターレザーコーティングのラバー/135万円(税別)
デファイ エル・プリメロ21Japan Limited ホワイトアリゲーターレザーコーティングのラバー/135万円(税別)

デファイ エル・プリメロ21Japan Limited ホワイトラバー/135万円(税別)
デファイ エル・プリメロ21Japan Limited ホワイトラバー/135万円(税別)

ストラップはホワイトアリゲーターレザーコーティングのラバーと、ホワイトラバーの2種類が用意されいている。価格はどちらも135万円(税別)。

「HUBLOT/ウブロ」から数多くのバリエーションを展開する人気シリーズ「ビッグ・バン」に、ダイヤモンドを用いた透明なサファイアクリスタル、同じくピンクとスカイブルーのカラーサファイアクリスタルモデルが新たに加えられた。

「HUBLOT」のブランドコンセプトである「融合」が示す通りに、様々な素材を採用し、10年以上にわたって多彩な魅力を披露してきた「ビッグ・バン」シリーズ。その人気シリーズに、新しく女性向けの「ビッグ・バン ワンクリック サファイア ダイヤモンド」が加えられた。

ビッグ・バン ワンクリック サファイア ダイヤモンド サファイア/557万円(税別)
ビッグ・バン ワンクリック サファイア ダイヤモンド サファイア/557万円(税別)

新モデルは、ケースに透明なサファイアクリスタルとダイヤモンド、ストラップにはクリアなラバー素材を用い、内側からにじみ出る美しさをそのままに表現したタイムピース。「HUBLOT」によって開発されたサファイアクリスタルは、均一なカラーと高い透明性を持ち、個性的な自動巻きムーブメントHUB1710を堂々と見せている。

バリエーションは、透明なサファイアクリスタル、または、スカイブルー、ピンクのカラーサファイアクリスタルの3種。カラーサファイアクリスタルは、酸化アルミニウムと酸化鉄(スカイブルー)、または、酸化チタン(ピンク)を微量、融合させて製造され、透明性と光沢感がさらに増すように、ダイヤモンドをカットする際と同様の手法で切り出している。

ビッグ・バン ワンクリック サファイア ダイヤモンド ブルーサファイア/836万円(税別)
ビッグ・バン ワンクリック サファイア ダイヤモンド ブルーサファイア/836万円(税別)

ビッグ・バン ワンクリック サファイア ダイヤモンド ピンクサファイア/725万円(税別)
ビッグ・バン ワンクリック サファイア ダイヤモンド ピンクサファイア/725万円(税別)

また、それぞれ同色のストラップが組み合わされ、印象的な色の調和をもたらしている。ベゼルには、合計1カラットの輝きを放つ42個のダイヤモンドがセッティングされ、圧倒的な美しさを誇っている。さらに、ストラップは「ワンクリックアタッチメントシステム」によって容易に交換可能。サファイアクリスタルの人を惹きつけて止まない美しさを、ストラップの交換によってさらに多彩に楽しめる。いずれも世界限定200本。

国際的に事業を展開する「Desco von Schulthess Company/デスコ・フォン・シュルテス社」は、1975年、長きにわたり業界で培った経験を生かし、「MAURICE LACROIX/モーリス・ラクロア」の名のもとに初の自社製タイムピースを世に送り出した。

MAURICE LACROIX

時計ブランドとしては新興ブランドに属するが、「レトログラード」に代表される古典的な手法を独特な表現方法で「MAURICE LACROIX」の名前は知れ渡った。1989年には自社工房を構え、良質な時計を比較的リーズナブルなプライスで提供し、ユーザーの裾野を拡げた。

そんな「MAURICE LACROIX」が「BASELWORLD」に出品する新作「アイコン オートマティック スケルトン」を事前発表。日本では今年11月に発売される予定。

創業以来、「MAURICE LACROIX」において欠かせない存在となっているスケルトンウォッチ。そして、「BASELWORLD 2018」ではアイコンのケースデザインをリニューアルし、スケルトン化させた新作「アイコン オートマティック スケルトン」が登場。

アイコン オートマティック スケルトン

ケース径45mmのラージサイズを採用し、そのデザインをアップデート。ベゼル6カ所にある「アーム」がリズムを刻んでいるのが特徴。ケースと一体になったストラップには「イージーチェンジ」システムが採り入れられ、片手でのストラップ脱着可能。

ムーブメントは、今回のウォッチの専用キャリバーとして開発・設計。地板を構成する5つの同心円がタイムピース全体を横断し、ブリッジからブリッジへ、ゼンマイの中心から1時の位置へと波のように広がっていく。

アイコン オートマティック スケルトン/63万円(税別)
アイコン オートマティック スケルトン/63万円(税別)

「MAURICE LACROIX」を代表するスケルトン手法、そして、ブランドの最上位コレクションと同等の仕上げを施した「アイコン」という、2つの個性が融合した「アイコン オートマティック スケルトン」。メゾンの特徴を存分に堪能できる秀逸モデルである。

価格は、意外とリーズナブルな63万円(税別)。

「Raymond Weil/レイモンド・ウイル」は、高級腕時計の製造、流通、及び、販売を手掛けるスイスの企業で、1976年にレイモンド・ウイルにより自らの名を冠するブランドをジュネーブで設立。現在、時計製造の代表都市ラ・ショー・ド・フォンで組み立てを行ない、世界95の国と地域で3000店舗を展開しているスイスの高級腕時計業界で数少ない独立企業の1つである。

Raymond Weil

「Raymond Weil」からは、絶え間なく動くムーブメントの精緻さを存分に楽しめるフルスケルトンモデルが登場。

新たに発表されたフルスケルトンモデルの「MAESTRO/マエストロ」では、そのスイス製自動巻きムーブメントの精緻な美しさを存分に魅せている。

MAESTRO

シースルーの文字盤からはバランスホイールが、ケースバックからは美しく装飾されたローターが眺められ、時刻を告げるという時計の本質を保ちながら無駄なものを省いた仕上がりを見せている。

MAESTRO/23万7600円(レザーストラップ) 税込
MAESTRO/23万7600円(レザーストラップ) 税込

MAESTRO/25万3800円(ブレスレット) 税込
MAESTRO/25万3800円(ブレスレット) 税込

絶え間なく動くムーブメント上に浮かぶブルーのインデックスとスチール針が、時計全体を引き締め、重厚で男のエレガンス漂うタイムピースに仕上がっている。

余談ながら、スケルトンではないが、もう1つユニークなタイムピースをお届けする。

14世紀にヨーロッパ各地で出現した機械式時計は、多くの科学者や天才的な時計職人たちの発明と改良の積み重ねによって進歩してきた。17世紀になるとイギリスとフランスで時計産業が発達し(ちなみに、スイス時計産業発展は19世紀以降)、18世紀にはイギリスが他を圧倒していた。その17世紀から18世紀を通じて時計産業をリードしていた代表がGeorge Graham/ジョージ・グラハム

George Graham

彼は「イギリスの父」トーマス・トンピオンを師に持ち、時計の精度の中で最も重要な脱進機の画期的な業績を残した。1695年トンピオンが考案したシリンダー脱進機を改良し、1726年以降の懐中時計を小型化と高性能を実現。1715年には「グラハム静止型脱進機」というクロック用の機構を発明。一定の間隔で歯車を回転させる巧妙な機構はクロックに高い精度と信頼性をもたらした。

Graham

その後、彼の弟子であるトーマス・マッジが改良し、「アンクル脱進機」「レバー脱進機」と呼ばれる基礎を築き、現代のあらゆる機械式時計に応用されている。

そして、ジョージ・グラハムの偉大な功績は、史上初の「クロノグラフ」の発明。その名は著名なアブラン-ルイ・ブレゲのそれと同様、ヨーロッパ中に知れ渡り、彼が亡くなったとき、英国会議は偉大な発明と多大な功績を残したジョージ・グラハムをウエストミンスター寺院本堂に埋葬する許可を与えた。

「GRAHAM」のアイテムは常に新しい技術的解法を求めたジョージ・グラハムの業績を受け継いでいくために、レギュラーコレクションのほとんどがクロノグラフ。

「GRAHAM」から、鮮やかな赤いチョンサムドレスをまとう、KELLYが魅惑するヴィンテージノーズアートの新作が、世界限定100本で登場。

グラハム クロノファイター ヴィンテージノーズアート アジアン スペシャル/76万円(税別)

「GRAHAM」の人気コレクション「クロノファイター」は、ケース左側に配されるクロノグラフトリガーが特徴のモデル。この個性的なトリガースタイルがコレクションのアイコンとなっている。 クロノグラフトリガーのデザインソースは第二次世界大戦時、イギリス空軍パイロットのために開発されたクロノグラフ。当時は腕でなく太ももに装着するスタイルで、ケース径も60mmと大型。また、コントロールレバーもクロノファイターと同じく左側に装備されていた。操縦時であっても操作しやすく、そして、視認性を確保した先進的なモデルだった。そのデザインを踏襲し、直径44mmと腕時計サイズに仕上げたのが「クロノファイター」。

Graham Chronofighter

そして、この第二次世界大戦中、戦闘機の機首に描かれたのが魅惑的なポーズの女性たち。彼女たちはピンナップガールと呼ばれ、機首や機体に描かれた絵画は「ノーズアート」と総称されるようになる。

ノーズアート

「クロノファイター ヴィンテージノーズアート」は、佳き時代のピンナップガールをダイアルに描いたユニークなモデル。今回のアジアン スペシャルでは、これまでのLILY、ANNA、NINA、SALLYという美女たちに続き、赤いチョンサムドレスをまとったKELLYが登場した。

チョンサムとは中国の伝統的なドレスで、日本ではチャイナドレスとも称される衣装のこと。そして、「クロノファイター ヴィンテージノーズアート アジアン スペシャル」のダイアルには、サイドにスリットが入ったチョンサムドレス姿のKELLYと相棒の犬が描かれている。相棒が登場するのは今モデルが初で、今年が戌年であることにちなんでいるという。また、デイデイト表示の下には100本限定の証であるシリアルナンバーが記されている。

グラハム クロノファイター ヴィンテージノーズアート アジアン スペシャル/76万円(税別)
グラハム クロノファイター ヴィンテージノーズアート アジアン スペシャル/76万円(税別)

ケースバックはシースルー仕様で、自動巻きムーブメントの動作を楽しむことができる。また、ストラップはダイアルのミッドナイトブルーとぴったりの手縫いの青いカーフレザーが装着される。価格は76万円(税別)。

 
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